第56号:ミーティング。
今日は2月最後の講師を務める研修があった。
タイトルは、「効果を生み出すミーティングの作り方」である。
私のミーティングとの付き合いは、社会人になってから本格化するわけだが、
だんだん好きになってきているような気がした。
一番最初に入った会社では、営業会議で自分の顧客との取組状況を報告し、
目標への到達状況を伝え、指示をもらうというスタイルのものであった。
その次の販促コンサルティングの会社も、その次の広告会社のときも、
思い返してみると同じような内容だ。
とってもストレスがかかる反面、自分がやってきたことや、
これからやりたいと思っていることを伝え、それに対してのアドバイスをもらうのは、
非常にうれしい。
会社の一員として認められ、大切に思われ、家族のような気持ちになれる。
そもそも、あれもこれも、全部仕事として面白い。
それに、こんなことやあんなことも考えていることすべてを伝えたい。
そして、自分がやっていることに関心を示してもらったり、理解してもらったり、
褒めてもらえると、むちゃくちゃ楽しい。
それだけでご飯が食べられそうだ。
お金ではない喜びがあるような気がする。
「自分を駆り立てている力は何だろうか?」
- 自分の力を信じること
- 成長したいと思うこと
- 認められること
- 自分の力を試すこと
- 新しいことを始めること
一般的には、3.の認められることが順当に見えるが、ちょっと違うような気がする。
なんか、上記の中に言い足りてない、何かがあるような気がする。
でも共通するのは、人がどうとかというのではなくて、自分がどうありたいか、
どうなりたいのかということが軸になっているという点ではないだろうか。
そうは言いながら、私は3社を退職し、自分でビジネスを開始している。
そのときのやめる理由は、次の気持ちが強く働いている。
- 自分のことを理解してもらえない
- 自分の話を聴いてもらえない
- 大切な存在であると感じられない
- このままいてもたいした将来はない
モチベートされる理由と、不満に感じる理由は、異なるということだろうか?
今日のセミナーの中でも、一番伝えたかったのは、
会議の準備が大切だとか、会議の環境が大切だとかということもあるが、
一番解ってもらいたかったのは、参加している一人一人に欲しいものがあって、
それを台無しにしてしまわないよう、受け入れて、意見を尊重して、発言を増やし、
あらたな価値を創造して言っていただきたいという点である。
コーチングのスキルを活用し、ISO9001の内部コミュニケーションを推進すると、
本当に多くの意思決定や行動を生み出していくことができる。
ミーティングのたびに新たな行動の結果、そして、そこで生き生きと発言する人々を
見ることがとても楽しいし、私自身のモチベーションにもつながっている。
ある意味、このスタイルは自分のビジョンを実現する具体的な手法なのかもしれない。
もっともっと、利用しやすくて、効果のあるサービスを作り出していきたい。
今日もありがとうございました。
また、一緒の時間、場をすごしたいですね。
また、お会いしたいです。
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