第383号:共に経験する
今日は耕と龍を連れて釣りに行った。
夜中に目が覚めて、耳を澄ますと土砂降りの雨。
今日は釣りに行けないなとか、行っても釣れないなと感じていた。
朝起きて、2人の息子たちにいうと、思いっきりファイティングポーズをとったので、
雨も上がっていたので行くことにした。
予想通り、全く釣れない。
その上、寒かったせいかおなかが痛くなって、中庄駅に駆け込んだ。
もう帰ろうかとしていた時、耕がそんなところじゃ釣れないだろうというところに、
仕掛けを振り込んでいたところ、ツーン、ツーンという当たりがあった。
そして、一気にウキが水の中に消し込まれた。
耕があわてて竿をあげると、弓なりになった。
他のことをしながら、竿を支えていた私は、
大したことないだろうと思っていたら、引くわ引くわ・・・。
結局、プッツーンと糸が切れてしまった。
超大物の鯉だった。
後にも先にもこの魚がかかったのは一回だけだった。
耕にとっては、ものすごくインパクトのある体験だったろう。
きっとこの残念さは一生持っているのだろう。
でも、釣り糸を垂れるワクワク感も一生持ち続けられるだろう。
そんな経験を作ることができて私自身もうれしいと思った。
今日も自分を承認する。
「共に経験を積んで、かけがえのない感動を味わうことができたね。」と言ってみた。
「一緒にいることが大切だね。」と返ってきた。
大切な人と、共にじわっと時間を味わえる自分で言いたいです。
今日もありがとうございました。
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