第343号:有意義。

岡山県南東部にある海辺の町で早朝ミーティングである。
今日はいつもとは場所での実施である。
朝早いので、渋滞に巻き込まれることもなく行くことが出来た。

今日はここ数年初めてと言うくらい、濃い霧がかかった朝だった。
しっとりと濡れた空気の中を車で走らせる。
少し窓を開けると、肺の中まで冷たくて、きれいな空気が入ってきて、
心までが洗われるような感じがした。

今日は、午前中は、経営革新、ISOを活用した技術伝承、
昼からはラボに入り、鍛える師匠と打ち合わせをした。

午前はISOの仕組みを使った技術伝承がとても有意義な時間だった。
いままで、主要な責任者のみでその問題点を洗い出してきたが、
今日からは現場の職長レベルの方を巻き込んだのである。

そうすることで、原価や品質を計画する段階を原因とした問題点が、
あきらかになり、それと同時に自分の役割や責任が明確になるのである。
関係している以上、その責任を逃れることは出来ないし、
積極的な関与が必要となるのである。

そんな中、声の大きい人によるミーティングの独占が行われていた。
私はそれを阻止しようといろいろと試みるが、なかなかとめることが出来ない。
若手の参加者も、数人はコメントする気を失っている。

「これは、どんな問題が発生している状態なのか。」

  1. 一人舞台に飽き飽きとしている
  2. 自分に話しを振られなくて良いと安心している
  3. 話したいことがあるのに話せない
  4. 何の結論も出ないのに無意味だと思っている
  5. 私の意見はどうせ通らないと思っている

私の介入に感づいたのか、社長が行った。
「あと何分だと思ってんだ。」

その一言で、ミーティングの空気が一遍に変わって、みんな話が出来るようになった。
あとで、社長に話を聞くと、「有意義な時間にしたかった。」ということだった。
若手を参加させ、発言させることこそが、会社の活性化につながるという
社長の信念というか、確信のようなものを感じた。
今日もとても有意義な時間だった。

昼からは、鍛える師匠による私に対する意思決定ミーティングである。
いろいろな懸案事項を整理してくれて、それをなるべく即決するという、
意思決定のトレーニングの様でもある。

そんなに大きな課題を持って望んだつもりも無いのだが、
結果としては、かなり多くの、そして、重大な意思決定が行われたように思った。
非常に、有意義というか、有効性の高いミーティングになった。

そういえば最近は、目の前の緊急性の高いものばかりに終始して、
なかなか、自らのことをそのままにして走っていたように感じた。
そんな状況を察知して、すかさずそれを要求してくれる鍛える師匠に感謝である。

夜は家でゆっくりとしたのだが、これがこれが、食事をすると同時に眠気に襲われ、
ダウンしてしまった。
明日から始まるチェンジエージェントのための研修の準備は全く手が付けられなかった。

有意義にするのは日常であって、その時その時を100%で、かつ、
効率的でなければならないなと思った。
私の一番苦手なことである計画や優先順位を明確にすることを始めてみよう。

今日も自分を承認する。
「お客様との時間を有意義にするために、自身の改善が必要ということに気がついたね。」
と言ってみた。
「当たり前だけど、具体的な改善計画を持ってみたらどうかな。」と返って来た。

想いを持つことははもちろん、具体的な計画に裏打ちされた自信を持って言いたいです。
今日もありがとうございました。
もっと一緒に有意義な時間を作って行きたいですね。

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