第323号:愛と厳しさ。

今日は土曜日だったが、早朝ミーティングに行った。
ある会社のコンサルティングなのだが、社長の動きがあまりに激しくなって、
なかなかお会いするのが難しくなってしまった。

新規事業の立ち上げを共に計画し、ずっと一緒に走ってきたが、
徐々に社長の行動の量、質ともに上昇し、もともと持っていたけど眠っていただろう資質が、
ここにきて全開という感じである。
コンサルティングというより、やはり、コーチングの機能が効いている様である。

そして、昼からは最も古いクライアントのISOのマネジメントレビューだった。
いつも社長の想いとビジョンには驚かされ、同時に尊敬してならないのである。
従業員に対しても非常に厳しいため、今日も緊張が走っていた。

今日は昨年の振り返りと来年の目標についての各々のプレゼンテーションに対して、
フィードバックと承認というのがテーマであった。
いつもの厳しさで、どんどん檄を飛ばすのかと思って正直怖いと思っていた。

つぎつぎに、プレゼンテーションが行われていく。
きっと、その発表の中には言いたいことが山ほどあり、叱りたい気持ちがあるのは明白である。
それが・・・、発表者に対して、本当に優しく、丁寧にアドバイスをするのである。
しかも、自分の経験談を語り、本当に包み込むような優しさである。

親が子供に諭すかのように、否定したり、怒鳴ったりすること無く、
今回は押し付けることも無く、ひとつひとつ丁寧に語っていく。
社員の中で上手く行った人の例を使ったりして、会社が求める社員像が伝わったようである。
その愛を持ってマネジメントしていく姿に感動した。

その中で私は、良い社長がいればコンサルタントもコーチもいらないと思った。
成果が上がるためには行動が必要であるが、社長のあり方が良ければ行動は起こる。

従業員が安心して、満足して、やる気があれば、その行動は変わる。
そして、会社組織の中で助け合いが起こり、学習が進み必ず良い行動が生まれるのである。

その行動には質と量があるから、経営者の最も重要なスキルは、
良い方針を生み出し、従業員を性善たらしめ、そして、従業員自身を成功に導くことである。

「私はISOのコンサルタントとしてするべきことは何か。」

  1. 経営者と管理職の間のコミュニケーションを円滑にすること
  2. 社長の方針に基づき、魅力的な目標を設定するサポートをすること
  3. マネジメントシステムの計画に必要な情報提供、アドバイスをすること
  4. 一人一人の行動を振り返り、行動と学習を促進すること
  5. マネジメントシステムの中に潜む根本的な問題点を見つけ改善すること

どれも当たり前のような話である。
ただ、私が本当にしたいことは、マネジメントシステムを活用して、
経営者と従業員、つまり、人と企業に愛とよろこびを提供したいのである。

私の愛とよろこびのシーンには、エネルギーを燃やし瞳を輝かせて立ち向かう場面、
それから、何かを達成して喜びに震える場面、お互いにわかりあい抱きしめあえる場面、
などなどがあり、それはビジネス、スポーツ、恋愛などがある。
心を震わせて感動するシーンを死ぬまでにどれだけ創れるかが私の生きる目標である。

今日も自分を承認する。
「私の提供したいことは愛とよろこびであり、それをブレることなく思い出せたね。」
といってみた。
「もっと、本当にその人の事を思い、愛の中にも厳しさを持っても良いんじゃないかな。」
と返って来た。

目の前にいる人のよろこびを願い、愛と厳しさを伝えられるおにコーチで言いたいです。
今日もありがとうございました。

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