第289号:改善する。

昨日、今日の研修のシナリオの整理中に倒れてしまったため、
朝4時頃に目を覚まして、今日の研修の準備を開始した。
結局、いろいろストーリーを思いめぐらせていたりしたのだが、
なかなか、具体的なイメージが出来ず、作業は難航していた。

気がつくと5時30分となってしまっていた。
急いで青年部のオレンジ色のポロシャツとジャンバーに着替えて出発した。
朝の冷たい空気の中を自転車を飛ばして向かった。
ワクワク、気持ちが良かった。

朝市では、会場の設営に始まり、今日は秋刀魚焼きの担当なので、
秋刀魚のブースを設営した。
炭をおこし、バーベキューセットに入れて、墨を良い状態にして秋刀魚を焼いた。

昨年さんまを焼いた師匠が、本当に細かく指導してくれた。
その結果、こんがり狐色で、網にくっつくことなくきれいな秋刀魚を焼くことが出来た。
昨年の結果を生かして、改善が行われたようである。

火をいじくりながら、青年部の仲間と一緒に作業するのは至福の時間だった。
子供の頃に、お餅つきや焚き火をするのが好きだったのを思い出した。

晴れ渡った秋の空に、秋刀魚を焼く煙がたち、香りが辺り一面に広がった。
なぜか胸が軽やかに躍り、そこにいる仲間とのつながりを感じた。
これも、私がこれから生きていくことの指針になるだろうと思った。

そして、8:30には、昼からの研修に備えて場を辞した。
さみしかった。

そして、家に帰ってシャワーを浴び、秋刀魚のにおいを落としてから、
まだ終わっていない研修の準備をした。
終わったのが11時であり、それから、2人の師匠を迎えに中庄駅へ。
2人の師匠を車に乗せて商工会議所に向かった。

着くと直ぐに、会場に入り、席のセットアップをした。
時間があまり無いことに気付き、急いで回転寿司にいった。
妙な4人組だったが、いつもは大飯食らいの貴公子に食欲が無いのが、
ちょっと気になった。

そして、可愛い師匠と打ち合わせ。
ポイントを抑えながら、時間を調整していくあたり、さすがとしか言いようが無い。
特に、どの段階で時間を確認して、「それがどうなったら、こんな対策を打つ」、
というように、本当にそつが無いし、研修の効果も考慮済みである。

そんな中、厳しい師匠や受付をやってくれていて、
1人ずつに説明をしながら、名札と資料を配布していた。
なんと素晴らしいスタッフなのだろうか!
その時私は心からしあわせを感じたし、その一方で胸にずっしりと来たものがあった。

「責任」というキーワードである。

今までの私は、自分が好きなように仕事を請けて、好きなように処理していた。
もちろんいつもベストを尽くすわけではあるが、
ある意味、その結果は自分に帰ってくることだけであって、
それほど大きなものと捕らえていなかったのかもしれない。

その一方で今回は、一緒に船に乗ってくれている人が、
本当に楽しく、しあわせで、安全な状態を創りたいと心から思い、
今の状態が続くこと、いや、もっともっとしあわせな世界を創りたいと思った。

研修のほうは、本当に多くの方々にお集まり頂いた。
私としては個人的にこの上なく大切だと思っている人が多く来ていただいたので、
うれしくて、その一方で無駄な時間にしないよう精一杯やりたいと思った。
本当にありがとうございました。

というわけで、埋め尽くされた会場は、ちょっと緊張した面持ちでスタートした。
ワークを重ねるごとに会場は暖かい雰囲気になっていくのがわかる。
可愛い師匠が暖かい雰囲気と、伝える技術で会場を包み込んでいき、
みんなが安心して思ったことを口に出来る空気が広がっていった。

そして、中間では、「休憩!」といった瞬間にどっと歓声が沸きあがり、
もっと自分の話しをしたり、聴いてあげたいと言う心がはじけたような気がした。

そして、ビジョン作成へと続いていった。
可愛い師匠とのビジョンメイキングセッションでは、
師匠のいきなりの暴言!?にたじろいでしまったが、
こちらのほうもなんとか、無事に終了することが出来て、
参加者各々のまとめとなった。

そして、エンディングの皆さんのビジョンの実現に向けての第一歩目の約束では、
ひとりひとりの思いを乗せた船が港を出たような気がした。
きっとどんな荒波が来ても乗り越えていってくださるだろうなと思った。
そう思うと、その門出を祝福したい気分になった。

そして最後に、皆さん方が初心を忘れることなく、共に生きている人を尊重し、
祝福できる関係を築いてくださったことが、多くの気付きと熱いハートを生み、
そして、素晴らしいエンディングを迎えることにつながっていると感じた。
本当に感謝である。

こういった自己開示を伴うような研修だと、どうしても自分を語るストレスがかかる。
かくいう私も参加するのは本当に苦手で、いつも黙り込んでしまうのである。
本当に意気地なしだと、我ながら嫌になるのである。

最後に、「皆さんの勇気があれば、絶対にできる。」
だから、あきらめることなく、自分のしあわせに向かって歩いて欲しい。
これが、私達スタッフの本当の気持ちです。
一緒に生きて行きましょう。

それから、商工会議所の中濱さんも体調の悪いにもかかわらず、
本当に隅々まで行き届くような支援を頂き、本当にスムースに会が進行できた。
(本当にありがとうございました。ゆっくり休んでください。)

実はあれから、スタッフで食事に行った。
そこでは、サポート役として参加してくださった鍛える師匠から本当に多くの
フィードバックとそれにともなう気付きを得ることが出来た。
(本当にありがとうございました。)

実は、自分の講義に対するフィードバックが強烈に厳しいものであって、
いつもたじろいでしまって、自分の責任で問題解決できないのである。
例えば今回の場合だと、「楽しかったし、うれしかったしそれでいい!」と開き直ったり、
その逆に、「どうせ自分はしゃべるのは苦手だから・・・!」と言ってみたり、
何の改善にも結びつかないことが多いのである。

師匠が言った。
良かったことは自分自身の結果として素直に受け取ればよい。
悪かったことは行動の結果であって、変えられるものとして受け取ればよい。

実に私の一番出来ていないことを言いえた言葉であり、
これまた厳しいフィードバックのようにも感じた。
だけど、しっかりと受け取って、よりよい研修にこれからもしていきたい。

そうすることが、世の中を愛とよろこびで埋め尽くし、
生きるよろこびの輪が広がることにつながると信じているから。

今日も自分を承認してみる。
あまり、いいところが見つからない・・・。
「懸命に自分の好きなことや、良いと思っていることを、伝えようとしていたね。」
といってみた。
「相手の望むことを感じて、愛を持ってかかわることが、もっともっとできるよ。」
と返って来た。
これが、今の本音だと思う。

目の前にいる人が本当に愛と喜びで満たされるよう命を懸けることを宣言します。
今日もありがとうございました。
また来て下さいね。

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