第261号:拠りどころ。

今日は早朝から倉敷の朝市である三斎市に支援スタッフとして参加した。
私はこの三斎市に参加して、イベントを盛り上げるのがとても好きである。
そして、そこに参加する人々と言葉を交わしたり、
気持ちを感じあったりするのが、とても気持ち良い。

今日も今まで話しをあまりしなかったスタッフとも言葉を交わせたし、
来場者の方とも微笑みあったり、ちょっと恥ずかしそうに遠慮されたり、
そういったふれあいがなんともいえないのである。

今日は、12月から立ち上げる“パーソナルアイデンティティを確立するためのセミナー”
の会場を見るために、鍛える師匠とともにあるお寺さんのセミナールームに視察に行った。
そのため、ちょっと後ろ髪を引かれつつも、三斎市は途中で退散したのである。

一旦家に帰ってから、師匠と共に出発した。
行く先には、今日ちょうどセミナーをやっている可愛い師匠もいる。
空は曇り空、いつ降り始めるのか解らないような天気である。
なぜか解らないが、気持ちはスッキリしなかった。

会場につき雨が降りそうなのに、入口から一番遠いところに車を止めてしまった。
これが帰りに大変なことになった。

会場に入り、セミナールームにたどり着いて少しだけ覗き込んだ。
そうすると、目立ってしまったらしく、一斉に参加者の方々がこちらを向いた。
後ろにひっくり返りそうになりながら、可愛い師匠に声を掛けられて奥へと入った。

ちょうど、参加者の人の1分30秒のスピーチとフィードバックが行われていた。
アナウンススクールの講義の一環ということで、本当にしっかりとした指導をする師匠が、
ちょっと怖くもあり、やっぱり、スペシャリストなんだということを感じた。
だんだん萎縮していく自分を感じていた。

さらに、悪いことに最後に一言コメントを求められた。
私は何を言おうかしどろもどろになって、「しっかり。」ということしか言えなかった。
師匠のほうは、発声や服装など、様々な視点からのフィードバックをしていた。
「やっぱダメだー。」と思った。

「何がダメだーなのか?」

  1. 消極的な自分の心
  2. 師匠と比較しての視点の少なさ
  3. その場の聴衆や空気を味わい切れていないこと
  4. 否定的な受け取り方

後で話をしていて思ったのだが、
師匠とは、もともとの意図していることが違うということがわかった。
それは、表現者に対して、きちんとフィードバックしないと失礼だという考え方である。
私は、自分が表現するということより、頑張って欲しいという気持ちのメッセージや
つながりを贈りたいのである。

最近、師匠がいろいろな人やモノを肯定的に受け取る分、
どちらかというと自分のほうが、むしろいろいろなことを否定的に見ているので、
そのあり方が、セルフイメージとのギャップを大きくしている。
その結果、なんとなくだが、自己否定感が起こっているように感じる。
修行が足りないと思った。

今日はそのまま家に帰ったが、気分が沈んだままで、起き上がってくる気配が無い。
やっぱり、私は承認されたり、期待されたり、人から好きだといわれたり、
人からエネルギーをもらわないと立ち上がれないのだろうと感じた。

そんな時、妻が夕食でお好み焼きをするから、
もやしと焼きそばを買ってきて欲しいということなので、買い物に行くことにした。
最初、耕に一緒に行くかと声を掛けたのだが、疲れたから嫌だといわれて、
ますます、暗い気分になった。

ちょっと恥ずかしい話なのだが、スーパーに着いて自分の癖を思い出した。
精肉売場の前についた時、半額のラベルのついた商品を探しているのである。

失業していた時や、自分でコンサルタントを名乗って仕事を始めた時など、
当時の不安や心配な感覚がよみがえってきた。

「本当に自分に出来るのだろうか。」

「このままいったらどうなってしまうのだろうか。」

「少しでも節約して、お金を手元に残そう。」

「スーパーで半額を買って何が悪い! 変んないじゃないか。」

等などである。

そんなことを考えつつ、半額のスペアリブを手に取った。
そうすると、なぜか解らないけど、久々に腹の底からわきあがるようなエネルギーを感じた。

「このエネルギーの源は何か。」

  1. これ以上落ちることは無いという安心感
  2. 自分の力で這い上がる、立ち向かうという価値観
  3. ここまで頑張ってこれたという自信

そんな風に考えていると、最近の自分はどうかしていたとあらためて反省した。
なんでも、好きなものにお金を掛けて、手に入れたり、口に入れたりする。
ある程度のことは、それで解決できる。

直ぐに人に頼ったり、お願いしたりする。
「自分で出来るところまでやってみろよ。」って思う。
お客様や仲間と同じ過ごすのでも、自分の軸をしっかりと持った上で、仕事を渡す必要がある。

「結局、自分の拠りどころってなんなのか。」

  1. 自分の想いや将来の姿
  2. お客様やスタッフの笑顔
  3. 今までの経験やその中で培われた自分
  4. 愛しい人たち(家族やクライアント)

結局はバランスなんだろう。

今日も自分を承認する。
「ここまで、どれだけ多くの壁を乗り越え、成長してきたか・・・素晴らしいよ。」
といってみた。
「自分の原点や初心をしっかり感じて生きてみたら。」と返って来た。

今ここにいる自分、そして、今回りにいる愛しき人々を信じて言いたいです。
今日もありがとうございました。

«
»
 

トラックバックURL

コメントを書き込む