第249号:理想との差。
今週は、ある提出物があるのと、週末の東京でのセミナーがあり、
スケジュールがめちゃくちゃタイトになってしまった。
そんな中、岡山の人材育成に向けた研修を検討している。
それは、私たち自身にとって大きな意味のあるものである。
顧客にとっても、大きな価値のあるものにしたいと考えている。
というわけで、夜、鍛える師匠と可愛い師匠と3人で集まって内容について検討した。
相変わらず準備が苦手で、仕事でバタバタしている私は、たたき台なしでミーティングしてしまった。
また、両師匠のネタや想いを集めて、カリキュラムを作ろうという魂胆である。
その上、悪いことにコンセプトワークをしていない。
なぜ、コーチングに関連するセミナーをするのかという目的の部分。
更に、誰に、何を、どのように伝えるのかという、コンセプトの部分。
更には、研修の仕上がり像の明確化と、そこにたどり着くためのロードマップの部分。
この話というのは、私がコンサルティングでも、コーチングでも、ファシリテーションでも、
どの方法をもってアプローチしたとしても、かならず作法通りに進める部分である。
これが自分のこととなるとからっきしになってしまうところが情けない限りである。
「自分のこととなるとなぜ出来なくなってしまうのか。」
- 一緒にいるメンバーへの甘えがあるから
- じっくりと考える時間的余裕を取らないから
- 自分のポリシーを自信持って語れないから
- メンバーとの協働によりコンセンサスを得て創り上げたいから
というような具合である。
その上、ミーティングをマネジメントしていくファシリテーションというスキルについても、
まったく機能していない、というか、ファシリテーションをするという気迫が無かった。
大師匠2人を相手に、話を進めるということ自体にビビッテいるのかも(笑)。
このように、Doingの部分で上手く行かないと、Beingについてもありたい自分で入れるわけがない。
なんか、大きな2つの台風の間で、翻弄され、その台風の芯の部分を感じることも出来ず、
ただただ、なされるがままのような感じである。
「私はどんな力を持てばよいのだろうか。」
- 実現したいことや手に入れたいことを持つことでの意志の力
- 大きな流れを感じ、その流れをコントロールしていく力
- 参加者の想いや考え方を理解し、それを大切にしていく力
- 自分と参加者の折合いをつけ、熱いハートやユーモアを持って楽しませる力
結局のところ、自分のありたい姿と明確なゴールを持って望むということなんだろう。
あまりの自分の理想と程遠い自分に嫌気がさした一日だった。
もう一度、自分らしく生きるということを真剣に考えて、一日のスタートを切りたいと思った。
明日からは、朝のスケジュール確認と、各予定のゴールを明確にしよう。
そして、左手で右の襟元をつかみ私のDoingとBeingを感じて、セッションに臨もう。
これを確実に行うことで、理想とのギャップを埋めて生きたい。
このような仮説を持つことで、学びや気付きがより深くなると信じて・・・。
今日も自分を承認してみる。
「偉大な師匠2人と、共に生きて、共に考えるその場に自分の身を置くことが出来たね。」
ちょっと変だけど、言ってみた。
「今までの自分の生き方は間違っていないから、今の場があるんじゃないかな。」
と返って来た。
もっと、自分の軸を明確にして、それが起こすパワーを感じながら言いたいです。
今日もありがとうございました。
次はきっとすごくなるよ。
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