第241号:共にいられないもの。

今日は商工会議所の日であり、通常であれば、楽しくて仕方がないのだが、
いつもとちょっと違った気分だ。

胸の奥のほうに、ちょっと熱くて、痛みを伴っている塊のようなものがある。
その塊をつぶすかのように、じっくり味わったり、消化しようとすると、
めまいがして気持ち悪くなり、今日はもう・・・という気分になった。
何でそんなになったのかは良くわからない。

それはともかく、地域力連携拠点事業関連の申請のほうも大詰めとなり、
若手指導員の中で、商工会議所一まじめで、想いがあって、能力の高い人と、
一緒にそのことについて考えることが出来た。
こういう方との出会いは素晴らしくって、本当に会えてよかったと感じる。
勉強になるし、もっと努力して、自分自身を磨かなきゃって思う。

でも、今日の私は“共にいられないもの”を抱えており、ふっと意識が飛ぶことがあった。
自分のスペースが何かに占領されて少なくなってしまう。

「今私が持っている“共にいられないもの”にはどんなものがあるのか。」

  1. 自分の能力への不安
  2. 人との間に起こった悲しみ
  3. 寂しさ

この“共にいられないもの”に犯されてしまっている。
ちょっとしたときに、ため息が出たり、涙が出そうになったりするのである。
思春期の若者のような感じでもある。

この“共にいられないもの”は、ストレスの理論で言うストレッサーに該当するものであり、
ストレスを感じている状態である。

■ライフイベンツとストレス強度(トップ20)
 順位 日常の出来事 ストレス強度
 1 配偶者の死 100
 2 離婚 73
 3 夫婦別居 65
 4 刑務所への収容 63
 5 近親者の死亡 63
 6 本人の大きなけがや病気 53
 7 結婚 50
 8 失業 47
 9 夫婦の和解 45
 10 退職・引退 45
 11 家族の健康の変化 44
 12 妊娠 40
 13 性生活の困難 39
 14 新しい家族メンバーの加入 39
 15 仕事上の変化 39
 16 家族上の変化 38
 17 親友の死 37
 18 配置転換・転勤 35
 19 夫婦ゲンカの回数の変化 35
 20 一万ドル以上の借金 31

ストレッサーの種類には、物理的、化学的、生物的、精神的等があるが、
人間関係のトラブル、精神的な苦痛、怒り、不安、憎しみ、緊張等の精神的ストレッサーが
人を悩ませるている原因のほとんどである。

ライフイベンツの中には、自分で退けられることと、そうでないものがある。
それから、思いっきりマイナスであることと、一般的にはプラスであるものの両方がある。
その中で精神的なものは、人間関係により起こるものが中心で、特に苦しい。

■精神的ストレッサー
(1)人間関係の問題
 1.親子、夫婦、親族、職場の上司と部下、同僚間の葛藤や問題
 2.友達関係(いじめの問題)、生徒と教師との関係
 3.死別、別離など対象を失うことによる悲しみ
(2)役割上の問題
 1.家庭/父、母、夫、妻としての役割の負担や欠如による苦痛や空虚感
 2.職場/能力に適応しない仕事の内容(今の仕事が能力以上または能力以下)、
   適性の問題、過重労働など
 3.学校/学業や進学の問題
 4.失業、退職、子どもの自立などによる役割の喪失
(3)欲求の阻害の問題
 1.安全や健康への欲求の阻害
 2.所有欲、支配欲、権力欲などの阻害
 3.倫理観の阻害

ストレス・マネジメント講座のようになってきた。
このことはここら辺までにしておきたいが、それより、この“共にいられないもの”に対して、
どのような対処法があるのだろうか。

CTIのコーアクティブコーチングには、プロセスコーチングというものがある。
人生の流れの中で、ただ共にいてクライアント自身を感じる。
大きな人生という流れが、今どんな音を立てて、スピードで流れ、
その中でクライアントは、どのように生きているのか。
激しい流れに翻弄されているのか、ただ流れを静かに感じているのか・・・・。

そして、人生の中で、今自分の心の中にあるものを感じる。
静かに吐き出し、涙を流す。
不安や悲しみをもうこれ以上感じられないくらい強く味わうのである。
まずいものや、苦いものを口に入れて、直ぐに飲み込んでしまうのではなく、
噛み砕いて、舐めて、味わうのである。
苦しくて、つらいけど、それでも、もっと味わうのである。
人生を感じながら・・・。

そう振り返ってみると、いろいろなものを抱えて走りすぎているのかなと思った。
現在はビジネスパートナーに恵まれてしあわせだけど、
全てを共有できているわけではないし、本当にいろいろなものがぎっしりとある。
迷惑かもしれないけど、師匠にでも助けを求めてみようか。

ただ、こんな風に心が震えたり、痛んだりするのも生きているからこそ。
人生の視点で物を捉えて、もっともっと自分のエネルギーに変換し、
魂を燃やしていきたい。

ストレスマネジメントの極意は、ものの見方や考え方、捉えかたをポジティブにして、
人生で起こるすべてのことをスパイスとすることだ。
そして、前向きに立ち向かうことだね。

今日も自分を承認してみる。
「精一杯、生きているね。」といってみた。
「そう、少しでも楽に生きてごらん。流れに身を任せて・・・。」と返って来た。
といっても、お客さまのためにしっかり仕事しなきゃ。

目の前の人を熱く愛し、しあわせに生きる自分で言いたいです。
今日もありがとうございました。

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