第233号:ドライブ。

今日は日曜日、朝から耕を連れてテニスに行きたかったが、
自分も耕もグズグズして、しかも、ガットを張ったラケットが1本もないのを思い出して、
結局、行かないという選択をした。

この時期は、本当にぶどうがおいしいシーズンであり、
妻とも話をして、井原市にある青野というぶどうの産地に家族で行くことにした。

妻と一緒に話しをしながらドライブするのは本当に久しぶりで、
しかも、先日の大喧嘩もあったのだが、いろいろな話をしながらの小旅行となった。

青野のぶどう農園で瀬戸ジャイアンツ、藤稔、ゴルビーなどを買った。
藤稔というのは、ピオーネを更に品種改良したもので、大粒で味が濃いものである。
ゴルビーは安芸クイーンに非常に近いものである。
そして、桃太郎とも呼ばれる瀬戸ジャイアンツは、大粒で桃のような形をしている。
種がなく、皮が薄く、皮ごと食べられる高級ぶどうである。

今回は自家消費用ということで、粒が小さかったり、バラバラになっているのを買った。
妻は東京の家族に贈っていたようだった。

よく考えてみると、妻は東京から1人で知らないこの土地に来て力強く生きている。
来たばかりのときは、本当に私しか知らないのである。
今では私とは比にならないくらい多くの友達や信頼関係を持っている。
すばらしいことだ。

ある意味、人と付き合うという面では師匠かもしれない。
どこへ行っても、いつも自分らしく振る舞い、相手のことも優しく受け入れる。
嫌なことがあっても顔に出さず、さらっと受け流して、気にしない。
私もそうありたいと思った。

さらに、葡萄浪漫館へ行った。
ここに行くと、本当に多くのぶどう、そして、ぶどうの品種がある。
新しい品種の試食が楽しみであったが、あまり、違いがわからなかった。
説明があればいいのにって思った。

ここでもメインイベントはソフトクリームだ。
日世のソフトクリームのようだが、生乳のミルク感と練乳のような香りがおいしい。
ミニストップのソフトクリームが非常においしいが、
ここのソフトクリームは群を抜いておいしい。
是非みんなにご馳走してみたい。

そして、耕が楽しみにしていたみやまくわがた採りである。
結局、捕まえることが出来なかったのだが、副産物が2つほどあった。

一つは、美星町の青空市に着いたことだ。
地元の野菜、そして、それを使ったコロッケ、てんぷらが並んでいて、
特にコロッケは6種類くらいあり、名物になっているようだ。

耕と龍が歩いていると、揚げたてのドーナッツをおばちゃんがくれたようだ。
一口頂いたのだが、あったかくて、甘くておいしかった。
「じゃあコロッケでも・・・。」とおばちゃんに声を掛けると、
おばちゃん、「いや、買わなくていいよ!」だって!
本当に楽しんで欲しいという気持ちが伝わってきた。
山菜おこわとあんころ餅のようなのを買って食べた。
おいしかった。

さらに、矢掛のほうに下っていく途中で、ミヤマクワガタを探していると、
渓流のほとりに偶然出ることが出来た。
黒い羽とエメラルドグリーンのボディのトンボが飛んでいて、
みんなが楽しそうに追っかけていた。

結局ミヤマクワガタとは今年は会えなかったが、自然とおいしいもの、
そして、人とのぬくもりの感じられた小旅行で本当に心休まるひと時だった。

家に帰って、バーベキューで締めくくった。
父も参戦してだったが、先日の大喧嘩の後遺症がまだあり、なかなか・・・。
父と子というのは、こんなものなのかもしれないと思った。

夜は愛しいクライアントとのセッションだった。
一生懸命にやってきたことを完了させ、次のステップに進もうとしている姿に感動した。
ずっと、支援していきたいと思った。
私のほうが温かい気持ちになれて、勇気をもらえたような気がする。
愛しくて仕方がない。

今日は、愛がいっぱいだった一日だった。

今日も承認してみる。
「目の前の人と向き合い、しっかりと感じ、一緒に楽しむことが出来ていたね。」
といってみた。
「1人の父として、夫として、男として、経営者として、そして、コーチとして生きているね。」
と返って来た。

どの役割であっても、愛を持って100%で生きて行きたいです。
今日もありがとうございました。

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