第229号:承認。
今日は早朝ミーティングの日だった。
昨日の夜のセッションの余韻と、少々寝不足を感じながら目を覚ました。
ブログを書いたりしていると、結局、朝の出発がギリギリになってしまった。
昨日は否定というテーマで、ブログを書いたのだが、
そういえば、最近誉めるということや、承認するということを、
あまりしなくなったような気がする。
本来、コーチとしてはもっとも大切なスキルであるはずなのに・・・。
承認するということを、ちょっと脇においてしまっているのである。
もちろん、全くしていないわけではない。
「何が承認することの邪魔をしているのだろうか。」
- 自分の行動することが全てという信条
- 自分が相手の立場や背景まで配慮できていないこと
- 自分の相手をコントロールしたいという気持ち
- 自分の相手への思い込み
- 自分の落ち着きの無さからくる受け止めていないこと
このように見てくると、自分のフィルターによって、
相手のコアな部分を聴ききれていないことが、最も大きい理由であると感じた。
必ず人にはその人の望んでいることがある。
そのことが実現されることはその人にとってうれしいことだし、
コーチという生き方を選んだ私にとってもうれしいことだ。
でも、組織として活動するということは、成長を期待され、
組織が求める成果に対して責任が発生しているわけである。
単に本人が自由に生きることだけが目的なのであれば、ちょっと問題があるように思う。
その本人自身と、役割の間に生じるその問題に対して、真剣に取り組む姿勢があるかどうか。
そして、その組織にいることが本人のしあわせにつながっていないのであれば、
別の道を選ばせてあげることも、コーチとしての仕事であるように思う。
結論としては、私は「協働により生きるよろこびの創る」人であり、
世の中からあきらめをなくすことが私の使命なのである。
だから、私はまっすぐ相手を信じて、全てを受け入れ、聴き切る.
この姿勢をもう一度確認したい。
その人が本当に大切にしていることを発見し、伝えた上げられたときのその表情が蘇った。
その感動をいつも感じていたい。
そうすれば、必ず承認の心がもっと強くなるはずである。
今日も自分を承認してみる。
「本当に、相手の命を膨らませるようなコーチになりたいんだね。」といってみた。
「そう、それは間違っていない。」
私もそうだが、「誰一人として間違っている人はいない。」のである。
一人でも多く、深く、そしてそれが一瞬であっても、
目の前にいる人の望むことを感じて、承認してあげたい。
今日もありがとうございました。
本当に感謝しています。
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