第167号:男の約束。

今日は早朝ミーティングはないのだが5時に起床した。
そして、ゆるゆると内勤をして、朝食を食べて、午前中のクライアントに向かった。
そして、昼からは体調不良から復活した師匠と一緒に広島の山奥にいった。

約10ヶ月間進めてきたISO9001:2000の導入プロジェクトの最終日である。
師匠と一緒に雪の降る中、スタッドレスに履き替えて山道を走ったのが思い出される。

今回のプロジェクトは、私にとっても、非常に貴重な経験となった。
既に別の部門で認証取得していてISOの実績もあり、かつ企業規模も非常に大きく、
その上、大阪の親会社は業界の老舗であることから板金の製造システムも充実しており、
プロジェクトに参加することで、本当に多くの気付きや学びがあった。

最後の終了ミーティングでも、10ヶ月前後ろ向きなメンバーからも前向きなコメントがでて、
ISOを通じて多くの気付きを得ていただいたことと私も自信たっぷりである。

最近、良く思うことがある。
ISOの導入支援やコーチングを実施し、クライアントの成果があがったり、
前向きな姿勢や行動、そして、その人の輝きや、やる気が生まれることは非常にうれしい。
が最近ちょっと足りないと感じることがある。

「最近、足りないと思うことは何か。」

  1. 自分が責任を持ってやりきってあげるということ
  2. 仕事毎の固有の知識や情報
  3. うまくいかないことをポジティブに捉え、栄養にすること

会社の中でもそうだが、経営理念や行動基準を無理やり作り、毎日唱和する。
でも、基本的に理解、消化できてなく、ほとんど意味のないことであったりする。

私は、「あきらめを無くし、生きるよろこびの渦を創る。」という想いで、
具体的には、「勇気、行動、感動を提供する。」ということである。
しかしながら、日々の忙しさや疲れ、感情的な対立などの中でついついぶれる。
自己管理上の問題点である。

同時に、自分で作業をやらない分、勇気、行動、感動が伝わりにくい面が出てくる。
話を聴いて励ますだけ、思ったことを伝えるだけ、厳しいフィードバックをするだけ、
そして、アドバイスをするだけ。
すべて~するだけ、であり、自分でやることはほとんどないのである。
これは、コンサルタントやコーチならではの現象である。

そんな中、師匠の入院期間と、自分が手がけた商品の納入日が重なってしまった。
手術をした関係で、通常、「納めておいて!」としかるべき人に指示すれば済むことなのだが、
師匠は、娘さんに車を運転させ、自ら納入の現場にたったのである。

師匠は言った。
「約束」を守る・・・、体調が悪くても買ってくれたお客さんとの約束を守る。
お客さんの心意気に答えるため、自分の仕事のプライドを守るため。
それが、男の仕事であり、約束であると・・・。
そういう師匠に魅力を感じるし、師匠自身もご自身のことがますます好きになったと感じた。

私が今足りていないことと合致していると感じた。
私が発するエネルギーの中から、師匠は何かをつかみ、この話をしてくれたような気がした。
ありがとうございます。

約束という観点から、自分の弱点も見えてきた。
サポーターという特性上、相手に好かれようとして約束してしまったり、
断れなくなってしまったり、モチベーションがあがらなくなってしまったりしている。
自分が本当にしたいことや、できることをしっかりと約束して行きたい。

今日も自分を承認してみる。
「相手のためにいつも精一杯かかわってあげているね。」といってみた。
「そういってもらえるとうれしい。」と自分の本当の心が返ってきた。

相手の状態によってぶれない心をもって言いたいです。
今日もありがとうございました。

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