第161号:一人ずつ。

今日は久々の職業訓練ということで、5時くらいに起きて内容の確認をした。
この仕事はある資格専門学校で行うものなのだが、その昔の思い出で、
そこにいくと思うと緊張感が走り、体調不良になってしまった。
別に、今回の授業の内容によるものではない。

というわけで、岡山駅の近くでの仕事なので、朝食後、自転車に空気を入れて、
中庄駅まで行き、電車に乗って岡山へ向かった。

販売学の授業におけるコーチングということで、販売時の顧客ニーズの喚起や、
クレーム対応、そして、上司と部下とのかかわり方などを考える場とした。
同時にコミュニケーションを良くすることで、しあわせな人生を作って欲しいという、
私なりの想いをもって望んだ。

授業のほうはみんな一生懸命に取り組んでくれて、楽しく、多くの気づきがあったのでは・・・。
テーマに対して、テレながらも自分の大事なことを話す人、
本当に問題解決して欲しいという想いをもって話し手に臨むコーチ。
私にとってはみんなが愛しい人になる。
あと、2ヶ月間を実りある時間にしていただきたいと心から思った。

6時間の授業の後、ある企業のマネジメントレビューに向かった。
そこでも、いろいろな問題がある中、社長を中心に経営幹部が会社内の問題点をしっかりと見つめ、
その問題の構造を明確にして、自己責任で解決していこうという覚悟を感じた。

職業訓練の授業を通じて、久々に前向きであることの重要性を感じた。
コーチングの中では、「間違っている人はいない」というように全てを受容し、
その人に全てのエネルギーをかけて勇気付けることで、前向きになってもらう。

その一方で、授業や組織はその中の空気や風土がすでに形作られていて、
授業や組織全体の前向きな空気を作っていくのはとっても大変である。

「組織において前向きな空気を作っていくのに必要なことは何か。」
講師業をしている自分の立場から考えてみたい。

  1. 講師みずからが前向きである
  2. 講師は前向きな言葉を使ったり、生徒に使ってもらうようにする
  3. 良いところを見つけて誉める
  4. 日々前向きになれる仕組みをいれる
  5. 最近の出来事や自分の経験を、意図をもって語る

あるところでは、キャリアシートを研修が始まる時に記入させて、
その前向きな想いを一番最初に宣言してもらうようにしているのを見たことがある。
また、毎日、自分の経験や情報の中から伝えたいことを発表させることで、
前向きな人とのかかわり方を学び、気持ちを維持させている。
そこの研修機関では3ヶ月間、最後までその前向きさを維持できているようだ。

逆に前向きな気持ちを失ってしまったクラスではどうしたらいいのだろうか。
上記のような取り組みをしただけで、アレルギー反応というか、抵抗が生まれる。
この状態に正面からぶつかろうとすると、かなりの軋轢が生まれる。

ゆっくりと1人ずつ会話をしていくことだろうか。
一人一人の想いを感じると、その前向きな想いに出会うことが出来たという経験が蘇った。
一人一人の存在きちんと認め、その人に必要なものは何かを一緒に懸命に考える。
そういった姿勢から、いわゆる理解が生まれ、組織の中に広がるのではないだろうか。

まさに、一人一人との尊敬と祝福の関係創りである。
それがなければ、私が創りたい「生きるよろこびの渦」は、
その一石による水の波紋すら創ることは出来ないと思った。

今日も自分を承認してみる。
「一人一人の想いや志をしっかりと受け止め、承認できていたね。」といってみた。
「しっかりとつながりを感じられていたね。もっと、もっと、感じてごらん。」と返ってきた。

一人一人に愛しさをこめて言いたいです。
今日もありがとうございました。
また来てくださいね。

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