第155号:栄養にする。

今日は基本的にオフであり、外での仕事は無い日である。
といっても、夜は福山のある会社の社長と社員の方、そして、O君と飲みに行くのである。
ちょっと、完全にオフでないのが、またグッと引き締まる感じがする。

そんな日なので、基本的に心には余裕があり、朝は6時過ぎに起きた。
耕も一緒に起きたので、くわがた取りにいってみるかと訊いてみると、
「いく~!」と楽しそうな返事が返ってきた。
ということで、前回0匹のリベンジマッチとなった。

去年6月末頃から毎日たくさんくわがたがいた木がある。
今年も期待してその木に行ってみる。
去年は、スズメバチがいたり、蜜が流れ出ていたりしたのだが、
今年は事情がちょっと違い、蜜もなくからからで、木の根元も彫り荒されているのである。
木の根に落ち葉を掛けて、もう少し晴れて暑くなるのを待ってみようと思う。

去年、もう一ヶ所、くわがたが取れた木がある。
そこに行ってみると、びちゃびちゃになるくらい蜜の出ている木があった。
去年はそれほどでもなかったのだが、今年は本当にすごい。

去年同様、木を蹴飛ばしてみた。
まったく、くわがたは落ちてこなかった。
でも、木の隙間をゆっくりと観察してみると、1匹発見!
小さいオスのこくわがただ。
隙間の奥に入り込んで、なかなか出てこなかったが、油断した瞬間に棒でかき出した。
とりあえず、父親の面目を保った。

さて、それはともかく、今日は家でゆっくりと仕事や勉強、読書をした。
少しずつ片付いていき、気持ちが軽くなった。
そして、休息を少しとった。

夕方は、ISOのコンサルティングでお世話になっている福山の会社の方々と食事をした。
その社長は技術と経験、考え方、そして、想いのある本当に素晴らしい方なのである。
毎回話を聴くたびに、事業の承継についての考え方が特に素晴らしく、
口だけではなく、本当に後継者を信頼して、トレーニングをしながら、
引き継ごうという姿に感動する。

社長曰く、会社の余裕を作り、教育への投資をするのが経営者の仕事だ。
儲かったお金を自分のポケットに入れて、後身の育成をしないのは、
結局、自分のしあわせ作りにつながらないということであった。
会社は、社員一人一人のしあわせが究極の目標だそうな。

後継者として選ばれた方も、社長の方針を受けて従業員を管理するわけだが、
会社を存続させていくことと、社員の一人一人のしあわせとは必ずしも一致せず、
それを、うまく調整していくことに葛藤があるということだった。
ある意味、一般的に給料も安く、3Kであると考えられている製造業の悲しいところである。

その社長に、頭をがつんと殴られるくらい衝撃的な気付きを頂いた。
仕事をしていると、価値観や考え方の違いから、従業員や仕事のパートナーと対立したり、
理解できないことが多く起きる。
もっと言うと、本当に腹が立って、ぶん殴ってやりたいというようなことだってある。

こんな時、私のレベルだと、「否定することなく受け入れる」とか、
「まっすぐに信じる」とか、「間違っている人はいない」とかという反応をする。
社長曰く、そんな毒のようなものでも、「栄養にする」ということだそうな。

「栄養にするというのは、どういうことなのか。」

  1. 毒をマイナスのエネルギーに変える
  2. 相手を理解できたことをよろこびに変える
  3. 相手が望むことを実現させてあげることをよろこびに変える

今ひとつ、理解に苦しむ。
ただ、受け入れるだけとか、1.のマイナスのエネルギーに変えるというのとは違うことは明白だ。
やはり、自分が生きていて、“相手の望んでいることをしてあげる”とか、
“見返りを求めず、ただあげる”というような生きている意味が感じられるレベルの話だろう。
そんな自分になれれば、本当に自分のことが好きになれそうな気がする。

本当に良い出会いで、気付きを頂いて、ご馳走までなってしまった。
料理も最高だった。
少しでも、この会社の発展に貢献できるように頑張って行きたい。

今日も承認してみる。
「みんなと一緒になって、相手のよろこぶ姿を見て楽しんでいたね。」といってみた。
「ちょっと、まだ、素の自分ではないかもしれないけど、自分も楽しそうだったよ。」と返ってきた。

もっともっと、あるがままの自分で、肩に力を入れずに言いたいです。
今日もありがとうございました。

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