第154号:フィルター。
今日も昨日に引き続き風邪を引いている。
体調が悪いので、昨日も栄養ドリンクと風邪薬をのんで、極力すぐに布団に入った。
なのに、朝起きてもどうも体調が優れなかった。
のどの奥がむずむずして、深い咳を連発する。
軽い偏頭痛のようなものを感じる。
眠たくなって、うっすらともやがかかったような状態になる。
相手の気持ちに集中できない。
しっかりと味わいきれない。
自分への信頼感が低くなる。
というあんばいに、ネガティブなサイクルが回り始める。
このサイクルに入ると、転がり落ちるというより、深みにはまっていくような感じになる。
深みにはまると、眉間に力が入り、そこから動けない。
何かが身体に絡みつき、軽やかに行動が起きなくなる。
「このサイクルに入らないためにできることは何か。」
- 体調が悪く、イライラしやすいという認識を持つ
- 状態を相手にも伝え、場合によっては極力摩擦を避ける
- 自分のモノの捉え方を感じ、修正する
特に、3.が大切だと思う。
ほとんどのネガティブな感情は、ものの見方、捉え方で起こる。
マイナスな出来事や、本当にネガティブな感情が迫ってきたとき、
その事実をどう捉えるかによって、マイナスのサイクルが発生するかどうかが決まる。
非合理的な思い込み(イラショナルビリーフ)によって、硬くて、ゴアゴアした心でいるのは、
疲れるし、コミュニケーション上の摩擦を生みやすくなる。
だから、体調が悪いときにこそ、このような自分のフィルターのスイッチを
ポジティブにしておくことが特に大切だと思う。
ただし、ある一定の事実と遭遇したとき得られる感情は、
その人にとって、生きる意味や共にいられないものなど、
その人にとっての真実が含まれていて、大切な情報である。
今日は妄想の女王とセッションした。
「そのことが実現できたら、周囲の人はどんな顔になり、どんな会話をしていますか。」
と問って見た。
春のたんぽぽから、夏のひまわりのような笑顔になり、楽しそうに妄想を膨らませていた。
それを見た私は、彼女が理想にむかって確実に進んでいるような気がして、
本当にうれしかった。
コーチングって本当に楽しいし、そのよさをもっともっと多くの人に味わって欲しいと思う。
なのに仕事が立て込んで、新たなクライアントとの時間が取れない状態がしばらく続きそう。
7人ぐらいで、グループコーチングでもやってみようか。
面白そうという方は、またお声掛けください。
今日も承認してみる。
「体調が悪い中、相手のために懸命にかかわっていたね。」といってみた。
「そうだ、まっすぐにかかわっていたよ。」と返ってきた。
「きっと、自分の理想は手に入れることができる」と信じながら言いたいです。
今日もありがとうございました。
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