第151号:抵抗。
今日は早朝ミーティングがなくなった関係で少しだけゆっくり寝た。
あばら骨折後、久々に空手に参加して、身体を慣らした関係であちこちが痛い。
身体にも心にも若干の筋肉痛のようなものを感じながら、1日がスタートした。
今日1日動いてみて感じたことだが、人からアドバイスや指導を受けるときに、
必ず“抵抗”なるものが発生する。
今日も行く先々でこの現象が、自分自身、あるいは、相手、そして、第3者に起こっていた。
ある会社の場合は、後継者が現経営者に対していろいろな提案をしたとき、
今の状態から変化が急激に起こらないようにしたいという反応があった。
ある会社の場合は、今やろうとしていることを更に良くするためにはということで、
アドバイスをしたときに反応があった。
自分の場合は、自分が作った広告案に対して否定的なメッセージがあったときに起こった。
その時の自分のコメントは、「まだ検討中だから・・・。」というような内容だった。
あるグループによるミーティングの中では、メンバーからある創業者に対してアドバイスを
しているときに起こった。
どのパターンも、しゃべり手はその人が良くなるために、アドバイスをしようとしているのに、
なぜか否定的な反応が起こり、そのメッセージそのものを受け取ろうとしないのである。
「何が抵抗を生んでいるのか。」
- 今まで自分がやってきたことを否定されるという感覚
- 負けたくないという感覚
- 自分自身が変えられてしまうという感覚
- 変わることで面倒なことや大変なことが起こるという感覚
- 今の自分は正しいということを守りたい感覚
この現象が起こらないようにすれば、アドバイスが受け入れ易くなるということなのだろう。
「では、どのようなコミュニケーションであれば抵抗が起こりにくいのか。」
- 信頼関係が築かれている
- 相手を尊敬、尊重している
- 健全に期待している
- 事実を描写的に伝えている
- 自分が感じていることを率直に伝える
私たちのような、支援者やコーチが、クライアントや周りの人々のしあわせを創るのであれば、
しっかりと自己管理して、相手のためにコミュニケーションする必要がある。
私は、コーチとしての生き方を選び、生きるよろこびの渦を生み出す人なのである。
まさに、しあわせを願い、尊敬と祝福の関係を創り上げることこそが私の行動基準である。
アドバイスを受ける側になったときも、自分の状態を観察しながら、
拒絶したり、感情的になったりすることなく、気持ちよく、潔く、アドバイスを受けたいと思った。
今日も自分を承認してみる。
「相手を十分に尊敬して、まっすぐに信じてあげられていたね。」といってみる。
「もっとだ。間違っている人はいないんだから・・・。」と返ってきた。
がんばれ!
おもいっきり、相手の気持ちに矢印を向けてみろ!
そして、今を共に100%で生きてみろ!
もう一度、気合を入れて言いたいです。
今日もありがとうございました。
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