第85号:自分を取り戻す。
最近、自分のコントロールが効かない。
今年の1月から続けてきたブログも、初めて2日以上のお留守を作ってしまった。
ある意味、いろいろな人がいろいろな仕事や楽しい話を持ってきてくれて、
新しい取り組みもあり、本当にうれしい次第だ。
特に、思うように進まなくなるのは、計画系の仕事が入ったときだ。
計画作りは事務所での仕事を余儀なくされるし、期限に向かって大きなエネルギーの投入が必要となる。
というか、納期ぎりぎりまで作成が続き、うまくいかなかったりするとストレスが大きくなる
そうすると、ブログであったり、日常業務の中で出てきたことのまとめなどができなくなる。
そこへ持ってきて、こまごましたことや、今回は決算という付加価値を生まない作業が入ってくる。
ますますエネルギーを奪われていく。
「なにがエネルギーを奪っていくのか?」
- 自分で決めたことができないこと
- あまりやりたくないのにしなければならないこと
- いろいろなものが混ざって、自分自身が混乱すること
やはり、自分自身へのコントロールが利かないことが大きな原因のようだ。
中小の多品種少量の製品を作っている会社には、多くの場合、全体の面倒を見るキーマンが存在する。
これが社長であるケースも非常に多い。
要するに、一人の人に作業が集中するのである。
そうすると、次のようなことが起こる。
- 意思決定が遅くなり、顧客や従業員への対応が遅れる
- ヌケやモレが発生して、現場への支障が出る
- 経営レベルで戦略的に動いたり、管理ができなくなる
私の中で起こっていることと同じようなことが起こって、
一人だけでなく何人もの仲間を巻き込んで問題が大きくなる。
よくあることだが、何度も自分のやりたいことを自分で決めておきながら、
何回もできないということを繰り返すことがある。
これは、潜在意識の現状維持機能によるものである。
これに対して私がやったことは、「叱る」ということだった。
自分の言ったことを大切にして欲しい。
自分自身を裏切らないで欲しいと・・・。
どうやら、初めて自分の望む方向に進めたようだ。
私も本当にうれしかった。
どのようにしたのかも書きたいところであるが、散漫になってしまうので、
今回はこのくらいにしておきたい。
やはり、自分の力を信じさせてあげること、
人がどうこうというのではなく、自分自身に対する責任やコントロールを生み出していくと、
人は強くなれると確信した。
もうワンステップ上がってタイムマネジメントと呼ばれるレベルのコーチングを提供したい。
そのためには、その人の強みや弱み、そして、前向きでも後ろ向きでも
想いをしっかりと感じてあげて、受け止めてあげることが必要だと思った。
責任やコントロール感を持たせるという仕事も大切だけど、
やっぱり、まずは自分が見本になりたいですね。
今日もありがとうございます。
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