第84号:三寒四温。
暑さ寒さも彼岸までというように言うが、今日はとても寒い一日だった。
そんな中、朝からなかなか終わらない計画書の作成に取り組んだ。
部屋の中はとっても暖かい。
昼からは、県北のほうへ出張となった。
移動時間は2時間強。
ある意味、立ち止まって、思考や感情を整理したりできるとても好きな時間だ。
ちょっと前までは雪が積もって銀世界だった景色が、
今は土色と、冬の厳しさの跡が感じられる緑色に変わった。
私は車の暖房をつけポカポカ状態で、O君にもらったお気に入りのコブクロのCDをかけ、
口ずさみながら車を走らせていた。
あるところからは、清流の脇を走って北上する。
水がきれいで、でも力が感じられる。
今年積もった雪の雪解け水が流れているのかなと思った。
明らかに春が来ている。
最近のエネルギー不足のせいか、
春を感じながらも、心にうっすらと霧がかかったような状態を感じた。
「この心の霧は何でできているのか。」
- 自分の不徳とそれを解決できないこと
- 捨てるべきものや障害を持ち続けていること
- 十分な知識や情報のインプットができず自信がないこと
- 40歳手前になりビジョン実現のための時間が少なくなっていること
- 家族や知人との別れの寂しさ
たまたま、今日は少し早めに家を出かけたため時間に余裕があった。
この心の霧を吹き飛ばそうと、暖かい車の中からでて、清流が流れる河原に下りてみた。
おりた瞬間、春とは思えないほどの寒さと河原に沿って吹く風に圧倒された。
そして、畑の畦を通って河原に向かったが、朝夕の冷え込みがあるせいか、
畑の土がフカフカになって、水っぽくて、靴が埋まってしまう。
河原に下りて、1分もたたないうちに、車に引きかえってしまった。
春の息吹を十分に感じることもできないまま。
自身の今を味わう力が不足していること、それから、弱虫であることを今感じている。
自分への弔辞の覚悟はどこへ行ったのだろうか。
仕事、家庭、人間関係、趣味、全て流されてしまっているのではないか。
この人生を大きな風船のように膨らませるために私がすべきことは何なのか、
もう一度考え直してみる必要があると感じた。
人生はまさに三寒四温であり、時には寒く、時には暖かくなるものだ。
これから最高の春を迎えるためにかならず通る通過点である。
その夜、会計事務所のSさんと夜中まで話をしたが、
お金やビジネスでの名誉など、欲しいものはたくさんあるわけだが、
生きることそのもの、つまり、自分の人生の意味を考えることが何よりも大切だと思った。
これが、「展覧会の木」であり、「あきらめをなくす」、「生きるよろこびの渦」である。
今日もありがとうございます。
一緒に人生や仕事の意味を捜し求めていけたらいいですね。
パーソナルコーチングも今1名だけ募集をすることにしました。
興味がある方や受けさせてあげたい方がいらっしゃいましたら、
気軽に声をかけてくださいね。
また来てくださいね。
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