第54号:応える。

先日、おばあさんは、通っているデイサービスで熱が出た。
39度を超える高熱だ。

父に連絡が入り、仕事中であった父は急いで、迎えに行き、
そして、近所のかかりつけの病院に連れて行った。

その時のおばあさんは、もう死んでしまうのではないかというくらい
本当に苦しそうで、車の乗り降りは看護婦さん2人に抱えられてという
非常に大変なものであったそうな。

病院では、注射と点滴を打つことになったが、
父はその間本当に心配して、待合室で待ち続けた。
私も心配になり、父に電話をしたが、「わからん。」という言葉が返ってきた。
また、同時に強がって気楽な声を出していたように感じた。

結局、幸いなことに、注射が効いて熱も下がり、体調も回復した。
あの騒動は何だったんだろうか?

その後も父はおばあさんを気遣い、珍しく一日家にいて、
おばあさんと孫とゆっくりと時間を過ごしていた。
きっと、おばあさんは、そんな父の気持ちにこたえて元気になったのだろう。
今日も父は早く家に帰って、おばあさんと孫と一緒にすごしていた。

「おばあさんにとって、最も重要なことは何だったのだろうか?」

「共にいるということ」

これは、人間のできる最大の愛情表現だし、おばあさんがこの世に存在し、
喜びが感じられる最大の承認なんだろう。

親子4代の我が家が、いつまでこの状態を続けることができるのだろうか。
ずうっとこのままでいたいけど、それは無理。
一日、一分、一秒を少しでも、共にいたいと思う。

ずっと一緒がいいですね。
だから、いいたいです。
ありがとう。

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