第37号:ゆっくり。

最近、おかげさまで本当に忙しくなり、ゆっくりと自分の時間をすごせることが無くなった。
まあ、好き好んでやっている面もあるのだが、いつも、早く進むことを良しとしている。

「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず。」

という朱熹の有名な詩がある。
これは何を意味するかというと、人生は死への旅路であるということである。
思いやありたき姿があっても、時間はあっという間にすぎ、人生は儚き夢に終わるということだ。

私のお客様を見ていても、本当にビジョンに向けて最後の力を振り絞る姿に感動する。
これから、少しでも充実した人生を創りたいと考えている方にも
「大丈夫、できるよ」といってあげたい。

そんな風に旅路を急ぐことを良しとする反面、自分のこととなるとちょっと違う気がする。
いつも目の前の仕事を急いで片付ける。
そのために、家族との時間を放っておく。
あるいは、食事だってしっかり味わったり、子供と話したりすることを削ってしまう。
子供に対しても、いつも早くしなさいとまくし立てる。

「急いでいるのは、何に背中を押されているのか?」

  1. 多くの知識や学びが欲しいという気持ち
  2. 負けたくないという気持ち
  3. すごいと思われたい気持ち
  4. しっかり、お金を稼ぎたいという気持ち

「いつ頃から、急ぐようになったのか?」

う~ん、なかなか思い出せない。
母や祖母から幼稚園のときに、「早く!」とよく言われていたような気がする。
これもひとつの理由のような気がする。
それより前の、3歳位の時に百科事典を読み始め、「早いね」という言葉がうれしくて、
その言葉がうれしくて、読み続けた記憶がある。
あとは、中学校のときに、少しでも多くのトレーニングをするために早起きした。
社会人になって、少しでも人より早く知識や技能を身につけようとした。
急いでいるのは、どちらかというと、幼少期に起因しているような気がする。

ある意味、自分の能力や成果を得るためには、「早い」ということは重要だったし、
それがあるからこそ今の自分があるし、現代を生き、競争に勝っていくためには、
必要不可欠だったし、今後もそうであるに違いない。

「早くすることや、急ぐことで、失っているものは何か?」

じっくりとひとつのものを深めたり、味わったりすることである。
実は私が最も苦手とすることでもあり、深めたり、味わったりしないことで、
人生そのものが薄っぺらで、縦の方向への成長が無いような気がする。

子供と妻の不調で家で仕事をしながら一緒に過ごしたが、
いいことも悪いことも、ポジティブなこころもネガティブなこころもじっくりと味わった。
家族との対話のなかで、腹が立つことやイライラすることもあったが、
その都度、自分自身と向き合うことができた。
まだまだ、向き合いきれていないことや、言葉になっていないこともあるが・・・。
食べ物や景色や空気からも、いつもより多くのものを感じられたような気がする。
今日はとにかくゆっくり味わう日と決めたからこそできたと思う。

自分の気持ちや感情は大切な情報になる。
スピードだけでなく、しっかりと深く味わいながら生きていこう。
人生を味わい、生きている実感を得ることこそが、生きる全てだから・・・。

ゆっくり、ゆっくり。
じっくり、深く、静かに。
一緒に感じあいたいですね。

今日はありがとうございました。
これからも、宜しくお願いします。

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コメント (3)

This poisntg knocked my socks off

Anna eres tu? mira donde te fuí a encontrar, dime que has hecho de tu vida??? te mando un gran saludo y muchos abrazos. Se te extrañaSergio Mazatlán, La col. Juárez

· My sister calls me Gab, my friends often call me Gabe, but Gabby is not allowed I think you are right that you shouldn’t jump in too quick with the shortened version, unless you have a pretty close relationship – it is sometimes hard to judge.

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