第26号:がんばれ。

コーチングやカウンセリングなどの世界では、「がんばれ。」というのは、
あまり、お勧めではないらしい。
精神的に不安定な人に、「がんばれ。」って言ってはならないというのはよく聞く話だ。

とはいっても、私の場合、挫折や失敗、そして立ち向かい、一つずつ乗り越えてきた経験から、
がんばるとか、努力とか、一生懸命とかという言葉が、異常なほど好きだ。
これらの言葉だけで、涙を流すことができるくらいだ。

今年は、「自分を楽にする。」ということをテーマに取り組んでいるが、
「がんばれ。」という言葉が、「自分が楽になるかどうか。」とも関係があるように感じる。

「がんばるという言葉のどこが良くないのだろうか?」

要するに、「~するべき」とか、「~しなければならない。」とかという、
自分の思いと違うことをしたり、義務感を感じてしたりすることは、
心にも身体にもよくないし、十分な力を発揮することができないということではないか。
がんばり過ぎるとストレス状態が続き、ストレス性疾患だって起こるかもしれない。
嘔吐や発熱のみならず、円形脱毛症や性機能障害、さらには、うつ病等にもなりかねない。

もっと自分の意思で道を選び、熱く燃えるハートを持っていれば、
がんばらなくても、自然にありたい姿に迎えるはずだ。
でも、私には「がんばれ。」といってあげたい場面がある。

「がんばれっていってあげたい場面は、どのような時か?」

「真摯に自分とむきあおうとしている時だ。」

なかなか、自分にとって望ましくないことや、自分の悪い点や弱点、
さらには、過去のつらい経験などと向き合うことは非常に難しい。
それを考えるだけで、またたくまに苦々しい気分となるのでふたをしてしまう。
感情的になり、自分の存在そのものを否定してしまったりすることがある。
でも実はそれが、自分のしあわせな人生を作り上げるための重要なヒントになったりする。

私の場合だと、自分と父と母との関係の中にそれが発見でき、
自分が「できない。」と感じ、自己イメージが低くなる理由がはっきりしたし、
強みや弱み、そして、共にいられないものなども明確になった。

最近、ミュージシャンの大黒真希さんが見事に復活しようとしている。
そのインタビューの中で、彼女はこのように言っていた。
「自分を知っていることが、最高の強みだ。」
彼女の場合は、かっこよく行きたいとか、傷だらけであるということ、
そして、だからといって、飾ったりするのではなく、生のままであることが、
生きている本当の自分だと・・・。

だから、私は、“自分と向き合おうとしている人”にエールを送りたい。
「がんばれ!負けるな!絶対にできるよ!」と・・・。

これは、自分にとってのエールだったりもするかもしれない。
一緒に生きて行きましょう。
楽しみながら・・・。
楽しいかどうか、しあわせかどうかも、すべて自分で選ぶことができるから・・・。

読んでいただき、ありがとうございます。
自分も他人も裏切らない自分になるよう、「がんばれ!」といいたいです。

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コメント (5)

こちらでは初めまして。鉄じぃです。

>コーチングやカウンセリングなどの世界では、
>「がんばれ。」というのは、
>あまり、お勧めではないらしい。

書いておられることとは別の意味で「頑張る」という言葉に対しての思いがあるので、少し書かせていただきます。

昔サラリーマン時代、人事部にいたころの話です。採用に関わっていたので、新入社員と飲むこともしばしばありました。現場上長の評価が低いことに悩んでいたり不満を持っている新入社員の話を聞いているとひとつの結論に突き当たります。「自分なりに頑張っています」

もちろん、本人がそう言いたくなる気持ちも分かります。しかし、「頑張っている」というのは周りが認めることで、自分が自分の限界をアピールするときに使う言葉ではないと伝えてきました。私自身が常に期待された役割をやれているとは全く思いませんし、客観的にも頑張れていないでしょう。だからこそ「頑張ろう」とは思っても、「頑張っている」とか「頑張った」いう言葉を自己にむけてはいけないと日々言い聞かせています。

僕の場合ただ「頑張れ」の言葉よりも「頑張ろう」と言われたほうが頑張れます。言葉は少し違うだけで与える影響は大きく違うのですね…。

鉄じぃさん
コメントありがとうございます。
「頑張る」というのは、
自己満足になってはいけないと
いうことですね。
これは身にしみますね。
気をつけたいと思います。

自分を思いっきり甘やかせてみるのも
たまにはいいかも。
優しい気分になれます。

つぶやきさん
コメントありがとうございます。
言葉の大切さを教えてくださったような
気がします。
あまり考えたことがなかったけど、
普段は「がんばろう」と「がんばれ」は
使い分けているような気がします。
「がんばろう」は一緒に、
「がんばれ」はあなたの責任で、
という感じかな。
また、意見してくださいね。

まさにそうです、僕はそれらの言葉の間には責任感の違いがあると思って使い分けてます。

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