第23号:分身を創る。

やっと1週間が終わってほっと一息だ。
ちょっと、ワーカーホリックな状態に陥っているような気がする。

ワーカホリックってなにかというと、仕事中毒と言う意味である。
当人が所属している仕事以外の共同体(家庭や地域など)への参加意欲が失われることだ。
家族への参加意欲が失われているわけではないが、お客様を最優先しているし、
仕事に使っている時間は寝ている時間を含めて最も多い。
自営業の性かもしれないが、仕事中毒といっても過言ではない。

「なぜ人は、仕事中毒に陥るのだろうか?」

この問いに対する答えは、

  1. 仕事の成果によって自尊心が維持できるから
  2. 自分の存在意義そのものだから
  3. 自分の個性を主張する場であり、自分であり続けられるから
  4. 金銭的な報酬により安心、安全が得られるから
  5. 自分の想いやビジョンを実現できるから

上記の1.~3.については、いわゆる自尊の欲求と呼ばれるものであり、
4.は安全の欲求、5.は自己実現の欲求である。

つまり、1.~4.までは、いわゆる、純粋にニーズといわれるものである。
5.は、価値観に基づく欲求であるため、ここでは価値観と呼び、ニーズとは区分したい。

ニーズが満たされないと、人は欠乏状態となり、イライラしたり、やる気を失ったりする。
そんなときには、イライラをおさめようとして、逆に駆り立てられるような行動をする。
このようになると、完全にワーカーホリックな状態だといえる。

価値観は、自分の想いにも通ずる。
満たすというより、選択し、膨らませて、ワクワクしながら実現させるものだと思う。

そういえば、会社を興して以来、がむしゃらに仕事をしてきた。
仕事のし過ぎで、疲弊して、自分への信頼感を失ってしまうこともあった。
でも、最近は心の揺れが小さくなっているような気がする。
何かあった場合を除いてだが・・・。

「何が、自分を落ち着かせているのだろうか?」

もちろん、仕事の確保や金銭的な報酬が満たされてきたということもあるし、
コーチングをはじめて以来、自分の仕事のスタイルが確立されてきて、
自分の個性や存在意義も感じることができるようになってきた。
でも、それらのニーズが満たされただけではないような気がする。

人生を生きる理由が明確になってきたからだと思う。
「生きるよろこびの渦を創る」、「協働のよろこびを創る」
これらを実現するために、呼吸をし、生きている。
ちょっと、最近くどいと思われるかもしれないが・・・。
だから、私はワーカーホリックを脱して、“よろこびを創り出す人”へと進化しようとしている。

やっとタイトルに戻ることができるが、自分の存在意義や方法にもこだわるのではなく、
“よろこびを創り出す人”になりたい。
また、そういった人を、世の中に送り出していきたい。

先日から一緒に活動してくれている大学生の正記くん、
話すたびに成長している感じがする。
自分の周りから、素晴らしい人が育っていってくれたらいいなと思う。

会社の経営でも人を創る、家庭でも人を創る。
人間は生まれてきて、子供を産み、育て、社会に貢献できる人を創ることが、
使命なのではないかと思うし、もっというと責務なのではないか。

私、西田和英の“分身を創る”と、とんでもないのが増えて大変になってしまうが、
経験、ノウハウ、そして、良い想いだけでも伝えられたらうれしいと思う。

明日はコーチングラボウエストのセミナーに参加するため、お休みとさせて頂きます。
「人生の展覧会」を描き、「人生のキーワード」を見つけて来たいと思います。

青年の主張に付き合っていただき、ありがとうございます。
いつまでも、熱く語っていきたいと思います。

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