アーカイブ: 2010年2月27日

第445号:熱い塊り

今日は朝から研修だった。

コミュニケーション関連のものであり、とても楽しい。

しかし、製造業向けで少し内容が難しくなってきて、

少しだけ、やりきれるかどうかという不安が立ち込めていた。

そんな状況の中で朝から野崎と2人で出かけた。

 

人数は通常のコミュニケーション研修より多い。

会場も非常に広いせいか、受講生もまばらで少し遠目に座っている。

通常であれば、強引に前に寄せて座ってもらうように促すのだが、

今日は、なんとなく場の空気を感じてコントロールせずスタートした。

 

スタートしてみると、少し不安に思っていたことが起こったり、

それは自分が作った場が影響しているということがすぐに分かった。

 

場をできるだけ味わってみる。

すると、さまざまな気持ちが伝わってきた。

それは、ざわめきやけだるさのようなエネルギーで伝わってきた。

 

決して、それは研修にとって望ましいものではないのだが、

敢えていろいろな苦しみや辛さの中にいる人々の気持ちを大切にした。

みんなが望んでいることがそこにはあるのである。

 

大きなビジョンや目標、そして、自分を妨げるもの、

更には、未完了というテーマについて順に取り扱って行った。

特に午後からペアセッションのために場をコントロールして進めた。

そうすることで、しっかりと参加する姿勢があった。

この結果は、午前、午後と参加者を信じ続けられたことが生んだと思った。

 

そして、研修の終盤から複数の方からのフィードバックがあった。

最初はこんな苦しい経営環境の中で、どうありたいとか、どうしたいとか、

将来をイメージすることは無謀だし、意味のないことだと感じていたが、

研修が進むにつれて、一つ一つの内容が腑に落ちて、気付きが増幅した。

ということである。

 

ある意味、意図どおりである。

それは、特に午後からの何かを伝えたい、

そして、参加者が理解しやすい言葉やその粒度でもって問いかけたことが、

とても大事だったと考えている。

 

終了後、野崎とその結果について、一緒に味わうことができたことも、

私にとって、とてもうれしいことだった。

きっと、野崎にとっても学びがあったことだろう。

 

その後、来年度の岡山商科大学の講師の打ち合わせをした。

私も大学の講師になるということで、ますます経営知識を持つこと、

そして、コミュニケーション、ファシリテーションのスキルを磨いて、

学生に良い影響を届けたいと思った。

 

今日も自分を承認する。

場の空気と、自分のできていないことを受け止めることができたね。

と言ってみた。

もっともっと強い使命感と、相手への信頼感を持って立ってみたら。

と返ってきた。

 

「あきらめるな、必ずできる!」という熱い塊りを懐に入れて言いたいです。

今日もありがとうございました。

第444号:幹

今日は昨日進まなかった企画書を仕上げた。

そのために早朝から事務所に入ったのだが、

結局、企画書は出発ぎりぎりまで完成しなかった。

 

その結果として、企画書が完成した時には、

PCをしまうか、カバンをしめるのか、

それとも、靴をはくのが早いのか分からないくらい、

営業の野崎とバタバタしながら出発した。

 

そして、やっとペルソナとコーチングをミックスした研修を、

ある組合の引き合いに対して、やっと提案することができた。

事務局長が提案に対してとても理解を示してくださり、

受注・実施の運びとなりそうである。

 

岡山大インキュベータに入って以来、

色々なことが起こり、どう進めるか悩んできた案件であるので、

今回の提案が完成し、受注できるのは感慨ひとしおである。

 

努力したり、苦しんだりしただけにうれしいし、

エヌティ・クリエイトの経営資源にぴったりの内容である。

負ける気がしない。

更に、営業の野崎とその喜びやビジョンを分かち合えたのがうれしい。

 

そして、事務所に帰って職業訓練のプロジェクトの募集告知で、

近所の定食屋や大学の生協、学生支援室、キャリア支援室等を周り、

掲示してもらえるように話をした。

 

定食屋のおばちゃんが本当に気軽な感じに受けてくれて、

「就職したけど働いていない子がおるんよ!」と言ってくれた。

壁には、「いつまでもおかんの子供やで!」と書いてある記念写真が、

親元を離れている大学生をわが子のように育てている姿があった。

 

おかんは何がよろこびなのだろうか。

 

最近、自分の子供ですらまともにかわいがることができない親が増える中、

大学生一人ひとりをよく知り、声をかける。

商売だけでできるものではない。

 

そう考えていくと、従業員を育てることに精一杯になってしまっていて、

仕事ばかりで子供たちと共に過ごしていない、自分自身の姿が浮かんだ。

しっかりと育てられる人を見つめ続けたい。

 

その一方で大学の方はと言うと、部門の壁がありあっちにこっちに。

これも大きな組織になると仕方がないなと思いながら交渉した。

 

午後は、あるカフェオーナーと企業のコラボ企画の打ち合わせに参加した。

コーディネートした後、しばらく放置しておいたのだが、

両者が前に進みたいという意向になってきて、

契約をすすめるために今日は訪問したのである。

話の内容はお金のことばかりで、何となく嫌な気分になった。

 

一日の中で、自分の好きなことや嫌いなことが行ったり来たりした。

気持ちが、台風の中に立っている木のように揺れていた。

 

今日も自分を承認する。

嵐の中でも、しっかりした自分の幹で立っていたね。

と言ってみた。

もっとしなやかさを持ってみたら。

と返ってきた。

 

相手の気持ちを否定することなく受け入れる自分で言いたいです。

今日もありがとうございました。