アーカイブ: 2008年9月16日

第254号:大きな自分。

今日は研修3日目である。
昨晩の可愛い人とのセッションがじっくりと楽しく、本当に有意義なものだったので、
気持ちよく朝を迎えることが出来た。

また、昨日の電車の経験を生かして、今日は早く出発することができ、
本当によいタイミングで直通の電車に乗り込むことが出来た。
そして、研修を共にする人と電車でばったり会い、朝から本当に楽しい幕開けとなった。

そのときの会話が、ちょっとばかばかしいくらいの軽い話だったのだが、
自分でそういうことを言っていると元気で楽しくなるような感じがした。
いやみが無くて、楽しくなる会話のネタがたくさんあったらいいなと思った。

朝一番で、昨日のコーチングセッションの振り返りをした。
感じたことは、導入の際に意図的な協働関係を築くことが最も大切なことだと思った。
特に、「誰一人として間違っている人はいない。」、
そして、「コーチは人を信じる」を伝えることであり、
セッション中に認知や励ましをするのと同じくらい、このことについて伝え、
安心や信頼を創りだすことが重要であると感じた。

そして、ラディカルアクトの宿題に対するセッションとなった。
自分の場合、目標が不明確であったのだが、昨日起こったことの話をした。
たまたま、ラディカルアクトの宿題とセッションとが同じような内容だったので、
いろいろと話をしているとすごく大きな気付きが降ってきた。

テニスサークルを作るという話は出来なかったが、
「テニスやろうよ。」と言った時の自分の気持ちの中に、
「共に生きて行きたい」とか、
「悲しみや寂しさから開放してあげたい。」という声が聞こえてきた。

さらに、手をつないでみた。
その手のぬくもりから、私自身が「安心したい、安心させてあげたい。」とか、
そして、「深いつながりを求めている。」とかというメッセージを感じた。

テニスサークルを作ることについては、結局、サボタージュの声でかき消されてしまったが、
これはサボタージュのもつ価値観との対立であり、しばらくその声と話し合ってみたいと思った。
別に置き去りにしたり、正面からぶつかったり、払いのけたりするだけが対処法ではなく、
その姿をハッキリさせて、ゆっくり対話するのも一つの方法だと思った。

それから、コーチとして協働関係を築き、クライアントの望むことを実現するためには、
本気でぶつかっていくかかわりが必要だと思った。
コーチ自身が、躊躇したり、不安を感じたり、さらには、「これをやってはいけない。」とか、
「変に思われる。」とかと考えるようでは、クライアントにその本気さは伝わらない。

クライアントが、自分の大切にしていることを実現した喜びや、恐れや悲しみを味わせ、
体で感じてもらうためには、コーチは自分の全てをぶつけていかなければならないのである。

続いてファシリテータの主題に対してのリレーコーチングである。
このコーチングが始まった瞬間から、私のハートは凍り付いて、
「自分のところに来なきゃいいな。」ってずっと思っていた。
目の前でコーチをする人が、質問が上手で、魅力的なコーチに見え、
とても、大きかったり、まばゆかったりしていた。

セッションは進んでいった。
話のクライマックスのシーンでは、“ぶつかり合う”ということが目の前で繰り広げられていた。
ここで、チーンとカネがなった。
自分のところに来たらどうしようかって思っていたら・・・、肩をたたかれて、うわっと思った。
本当に自分のところに来てしまったのである。

立ち上がって、人の円の中を通ってクライアントと向き合った。
クライアントを見ると真剣な瞳でじっとこちらを見ていたので、正直やるしかないと思った。
体でぶつかり合うのである。

私はビビッていた。
そんな急に言われても・・・という自分がいた。
相手の気持ちよりも自分の気持ちに向いていた。

50%位の覚悟で取っ組み合った。
最初は突き飛ばしていたのだが、だんだん組み合い、押し合い、力いっぱいぶつかった。
そして、もつれながら、ドーンと倒れこんだ。

ファシリテータが頭を打ったんではないかと本当に心配になって、
ひざまずいて、「大丈夫。」って声を掛けた。
顔を見ると涙がいっぱい溢れていた。
グッと抱きしめて、頬擦りをしてあげたかったが出来なかった。

その後、チーンというカネがなって交代し、リレーコーチングは続いていった。
本当に次から次へと素晴らしいコーチが出てきてラディカルアクトまでたどり着くことが出来た。

実はその時の私は、さっきの取っ組み合いについてモヤモヤを持ったままだった。
その後、食事に行ってもずっとモヤモヤしていて、その気持ちをファシリテータにも、
仲間にも言ってみた。

ファシリテータは言葉少なかったが、仲間たちは絶賛というか、「良くやったよね。」とか、
「すごかったね。」っていう声が大多数であった。
正直な話、自分としてはなんとなくピンとこなかった。

そして次のワークに入った。
認知を受け、そして、それを受け止めて、自分の強みとして語るというコンテンツだった。
仲間から認知を受けた内容は次の通りである。
 ・優しく、全てを受け入れてくれそう
 ・仏様のよう
 ・温かさのみならず、熱さがある
 ・全てをあずけても大丈夫な感じがする
 ・柔軟である
 ・自分の意見を押し付けたりせず、最後まで聴いてもらえそう
 ・コーチして欲しい

認知を受けているときは、本当にうれしくてなんともいえないくらい体が熱くなった。
そして、自分の強みとして語っているときは、ちょっと恥ずかしいけど、
体にしみこんできているような感じがした。
そして、交代して認知をする番になったが、これまたしゃべりだすといろいろなことが出てきて、
認知している自分のことも好きだなと思った。

前回の研修でもそうだったのだが、自分の殻を破る必要があるシーンでは、
必ず私のところへ出番が回ってくる。
そして、強みを認知して伸ばしてくれる。
恐ろしい組織だと思った。

最終セッションは、「この研修の学びを生かして、人生をどのように変えたいか。」であった。
コーチ役の時には、正直言って上手く行かなかったし、他人のせいにしたり、
自分の能力に対する不信感も同時に立ち上がった。
充実感を得るコーチングのやり方や質問がわからなくなってしまったような気がした。

今回のコースの中でも特に重要な内容であるが、
充実した人生というものは、いつか手に入れるものではなく、
すでに今自分の中にあって、直ぐにでも実現できるものなのである。

だから、クライアントに向き合い、何を大切にして、何に立ち止まっているのかを感じ、
本気でかかわりを持ってあげることがコーチとしての使命だと思った。
そのためには、クライアントのエネルギーの動きに集中して、
常に好奇心を持って質問をしたり、直感をフィードバックするのである。
「この人はどんな人なのか」ということに、レーザー光線のような関心を向けるのである。
そして、認知・励ましを送り続けるのである。

そして、研修終了後、ファシリテータと話をして、別れ間際にハグをした。
「エッ!」という感じで、その時は「良かったな。」って思っただけだったのだが、
後からじっくりと味わっていると、そのハグには意味があり、
「何しても良かったんだよ。」、「思ったとおりに生きてごらん。」、
そして、「100%でぶつかってみたら。」というメッセージであったように感じた。

それと、今回の研修の中で、自身のコーチングで「大きくて魅力的な自分」について考えた。
その時に答えは見つからなかったのだが、
研修終了後、海外に出て行きたいという義理の兄の想いを聞いたり、
義理の父が病気で言葉が不明瞭なのに一生懸命に語る姿を見ていて感じるところがあった。
あと、今回の研修における経験とその意味を感じて、世界で活躍する自分の姿が見えてきた。

その前に今回の研修機関の岡山初のセミナーをやって、その研修機関の資格を取って、
更に、国際コーチ連盟(ICF)の資格を取って、「5年後には世界に飛び立とう!!」と思った。
ヨーロッパには和田さんもいるし、中国には平さんもいる。

そして、私は世界中の人と深いつながりを感じたり、瞳の奥の光を感じたりしたい。
もっともっと、世界中に生きるよろこびを届けてみたいと思うようになった。
生きている全てのことに意味があり、私は宇宙とつながっている心から感じた。

今日も自分を承認してみる。
「自分のモヤモヤや、理解できない問いを常に持っていることで大きな気付きを得たね。」
といってみた。
「常に、自分への問いを持ち、その答えを探すことが大切だね。」と返って来た。

世界を包み込むくらい熱を持って、大きな自分で言いたいです。
今日もありがとうございました。
この想いを伝えたいです。

そして、今回、ファシリテータの方々、研修をご一緒いただいた仲間の皆さん、
本当にありがとうございました。
皆さんの本気があったからこそ、本当に深くて大きい学びが生まれました。
重ね重ね、ありがとうございました。

第253号:向き合う。

今日は研修2日目である。
前日までの疲れと昨日のお酒でまたも起きられなかった。
というより、ちょっとグズグズして家を出るのが妙に遅くなってしまった。

おまけに、最寄の駅に着いた瞬間に電車が来てしまい乗ることができず・・・。
さらに悪いことに、次の電車は急行列車で通過。
そして、次の電車は途中で分岐して別の方向へ行ってしまうものだった。
仕方がなくその電車に乗って向かいギリギリ間に合ったが、朝から嫌な気分になった。

今日のメインの内容は、サボタージュである。
このサボタージュは、価値観に基づいたり、未来の自分を手に入れるために行動し、
ありたい姿を実現しようとした時に現れ、耳元で囁くもう一人の自分のことを言う。

昨日の宿題として、このサボタージュの声を書き出しておいた。
私の宿題の結果として、コーチングビジネスの展開、自社組織の拡大、
それから、ある勉強をしようとした時に起こっているということがわかった。
どの内容についても、非常に私にとって大切なことばかりだ。

「サボタージュの囁きの種類にはどのようなものがあるか。」

 ・自分には出来ないという過去、現在、未来の自分を値引したもの
 ・現在の自分で十分という現状満足したもの
 ・目的や価値観とのすり替えによるもの
 ・いかにも妥当であるかのようなふりをしたもの
 ・あきらめや怠惰な心によるもの
 ・周囲の人からの評価の言葉を推測したもの
 ・将来の不確実性やリスクがあることを理由にしたもの
 ・全く別々の価値観の対立によるもの

サボタージュについてファシリテータによるデモ・セッションがあった。
ある価値観を実現しようとした時に囁く声を明確にして表に引っ張り出し、擬人化する。
さらに、「その声がどこから聞こえるのか。」、「どんな声なのか。」、
「その声が聞こえて来た時にどんな気持ちになるのか。」、「体の感覚はどうなるのか。」
などを明確にするのである。

このようなサボタージュの声が明確になるだけでも、かなりスッキリするケースがある。
それが本当のサボタージュだとわかっただけで、対処できることもあるのである。

デモセッションの中では、本気でサボタージュと戦うというシーンがあった。
後ろからしがみついて重くのしかかるサボタージュを罵倒し、投げ飛ばし、振り払い、
最後は渾身の想いをこめて吹っ飛ばす。
サボタージュと正面から向き合い、戦うということである。
そこには、立ち向かい、乗り越えるエネルギーを感じた。

もう1つのデモセッションの中では、価値観やビジョンを思いっきり味わい感じることで、
サボタージュを無視して目標や計画に落とし込むというものである。
ここで大切なことは、価値観に基づく体験やビジョンのイメージを通じて、
サボタージュが熱くて解け落ちてしまうほどのエネルギーを持つことである。

「本当はやりたいと思っているけど出来ていないこと。」というテーマで、コーチングをした。

そして、私は今までに気付いていない、というか、
気付いていてもサボタージュだとは思っていなかったサボタージュを発見した。
昨年から何度もその壁を乗り越えようとして、ぶつかっては自信を失い、
上ろうとしては落っこち、さらにいうと、戦う気さえ起こらないくらいになった。

そいつは影を潜めていて静かであるが、それでいて強いやつなのである。
だから私は最近逃げの一手を繰り返している。
ずっと一緒にいるので、一心同体となっていて、どこにいるのかも解らないし、
だから、戦う勇気も湧いてこないのである。

続いて、導入セッションについてである。
コーチングを効果的に進めるための、意図的な協働関係を築くことが大切である。
もちろん、この協働関係が築かれない限り、コーチングセッションも上手く行かないのである。

「導入セッションの目的が、意図的な協働関係を作ることなら、どんな関係がいいか。」
 ・深く理解し、核心が見えている
 ・信頼していて、オープンにコミュニケーションできる
 ・間違っている人はいないし、何があっても見方である
 ・クライアントの可能性を信じられる。
 ・セッションの成果に対するお互いのコミットメントがある

というわけで、まず、クライアントがコーチングに何を求めているのか、
期待しているのかを知ることがが大切だと思う。
その手がかりとして、未来の自分や価値観を知ることが必要だし、
それが満たせていない場合、何を障害だと感じているのか、
つまり、サボタージュの声を明確にする必要があるのである。
もっというと、サボタージュに悩まされているクライアントに対して、
どのように対処して欲しいかという要望を聞いたり、教育をすることもできる。

そして、コーチングで一番重要なのは、クライアントを信じることであり、
“間違っている人はいない”というコーチングの理念を伝えることである。
このことで、クライアントは自分を完全な存在として捕らえ、自分を信じ、
自分の責任でありたい姿を実現できるようになるのである。
もっと言うと、コーチ自身の確認にもなり、強固な信頼関係を築く重要なポイントとなる。

結局のところ、自分がどういう協働関係を創りたいと思っているのかが重要なことであり、
相手のが望んでいることや、自分がどうしたいのかを明確にすることが大切だと思った。

そして、充実した状態を得るのに最も大切なことは、SMARTゴール作りである。
確実に達成されるということよりも、ハラハラ、ドキドキ、スリリングな目標であることが大切である。

「いつでも、どこでも、誰とでも、気さくなコミュニケーションができる自分になりたい。」
ということで取り組んだが、
最初の目標設定は、「いつでも胸にエネルギーとなる音楽を持つこと。」
というわけの解らないものが出てきた。
要するに調子がいいときは、音楽が流れているということなのである。

良い関係の仲間がいるという意味で、テニス仲間を集めたいという話をしていて、
最初の目標設定としてはテニスサークルを作ってみたらという提案を受けた。
そして、それを実現するための目標として100人に声を掛けるということも出てきた。

正直言って、そこにはスリリングでワクワクする自分と、
そこへ行くのは無理というサボタージュの両方が存在していて、前に進めない自分がいた。

特にテニスサークルということになると、「事務的な負担が大きくなるぞ。」とか、
「こんなにやることが多くなっているのに、絶対無理だぞ。」とか、
「どうせお前のところに人が集まるわけないぞ。」とか、
「他のサークルに参加してるんだからいいじゃないか。」とかという声が聞こえてきた。

決断にはいたらなかったが、ちょっと音楽を生活に取り入れて、
気楽なコミュニケーションを多くの人ととるために、「テニスやんない!」と声を掛けることにした。
今思ったのだが、自分らしく、テニスが好きであることを伝えてみたい。
ラディカルアクトは、「テニスやろう。」と声を掛けること。
そして、きっと自分だけの気楽な仲間の集まる世界を創りたいんだと思った。

今日の締めくくりになるが、充実感のためのコーチングは、
クライアントのエネルギーの動きを徹底的に見ることが大切なことが解った。
何を実現したくて、そして何に立ち止まっているのか。
それをエネルギーの動きからレベル3で感じ取り、フードバックし、しっかりと味わうのである。
そうすることで、クライアントは充実した状態に向かって歩むことができるようになるのである。

今日私は、自分のサボタージュを明確に感じ取ることができた。
そして、私自身が、同時に充実した状態に向かう重要な要素として、
コミュニケーションという課題が明確になったように思う。

自分への値引、他人への無関心、そして、人とのつながりの弱さ、
これらが全て、今を味わい、自分と相手を味わい、
気楽でオープンな心を持つことで解決できると感じた。

そして、夜の宿題セッションでは、可愛い人とじっくりと楽しいセッションをすることが出来た。
時間を頂いたことに感謝である。
セッションの中で思い切って手をつなぐことが出来た。
いわゆる体感である。
暖かい感覚や感情が伝わってきた。
コーチが怠ることなく、クライアントの望みを引き出すことが大切だと心から思った。

今日も自分を承認してみる。
「自分のことをしっかり見つめ、大きな気付きを得ることが出来たね。」と言ってみた。
「本当にありたい自分に向かって、サボタージュと向き合って前向きに進むだけだよ。」
と返って来た。

自分を甘やかせたり、自分と戦ったり、そして、熱いハートのエネルギーを胸に秘めて言いたいです。
今日もありがとうございました。

第252号:余裕のある人。

昨日夜遅くまで打ち合わせをしたので、疲れて予定より10分間寝坊してしまった。
今日は朝6時8分の新幹線に乗って、東京での某コーチング研修に参加するのである。
という訳で、妻を起こしてバタバタと服を着て、準備して出発した。

新幹線に乗っていろいろと考えた。
(出発前3日間の疲れで、基本的には寝ていた。)
正直言って、このコーチング研修に参加するのは気が重たい。
何故かというと、自分自身の開示と、生身の人間同士の擦れ合いがあり、
3日間となるとどうしても、疲れてヘトヘトになりそうに感じるのである。

じっと前回の基礎コースの時の時のことを思い出してみた。
そうすると、その時の自分が鮮明に蘇ってきて、
持っていたある感情が大きくて苦しかったのを思い出した。

今回は基本的に楽しいことばかりだし、
また1つコーチングのスキルが上がると思うと嬉しくてワクワクしてきた。
とにかく、少しでもゆっくり寝て英気を蓄えようと思った。

そして、ぎりぎり五反田の会場に間に合って到着した。
そこには見たことのない顔が集まり、
私のハートは緊張感と自信のなさで小さくしぼんでいくように感じた。

「私の私に対するコミットメントは。」

力を入れすぎず、積極的に参加する。
これに尽きると思った。

オープニングは、例によってアイスブレイクだ。

「生きている実感が得られるのはどんな時か。」
 ・朝、白いご飯とみそ汁を口にした時
 ・晴れわたった秋空の下、風の匂いや木々のざわめきを感じながら歩いている時
 ・テニスの試合で仲間と一緒に熱く戦っている時
 ・クライアントに熱く語り、共にゴールを目指している時

いろいろと話をしてみて、口にすると意外にクールな自分がいるのにびっくりした。
ほかの参加者の方は、いつもあまり感じていないけど、
逆に口に出してみて実感したという意見のほうが多かったような気がした。

どうやら生きている実感に対する感覚器が壊れてしまっていたり、
感度が鈍くなっている人が多いということだろうかと思った。
そして、スリルのある場面や、
危険に立ち向かう時の湧き立つようなエネルギーも生きている実感である。
そう、必ずみんな生きている実感を体の中に持っている。

そして、未来の自分に会いに行く内なる旅、ビジュアリゼーションをした。
リラックスし、グランディングし、20年後の自分に会いに行くというものである。
そして、コーチは、その時のクライアントのイメージの中にもぐりこみ、
イメージを明確にするのである。

そして、そのイメージの説明ではなく、その場面を一緒にキャンパスに描き、
その中に立ち、そこにあるものをしっかりと見たり触ったりして味わうのである。
コーチは、クライアントをその世界に立たせ経験させ味あわせることで、
気付きを得ていくのである。

実際に私の場合は、余裕のある白髪の自分が出てきた。
今の家のまんまだが、家や庭に手が行き届いていた。
妻の料理とワインでもてなされた。
たぶん、会社のほうも順調で、経営者としての成功があったのだろう。
そして、私の問いに対し、「愛を届けるんだよ。大丈夫、今のままで。」と返ってきた。

さらに、価値観についてである。
人間はそれを満たしている時、生き生きとして生きる喜びが感じられるというものである。
それは、喜怒哀楽、趣味、死、お金、苦労話や好きなことの中に存在している。
コーチはクライアントのエネルギーを感じながら、会話を通じてそのワードを探すのである。

私は、次のようなものが出てきた。
愛し愛される、一生懸命、挑む、乗り越える、立ち向かう、自分を信じる、尊敬される、
受容する、自分の力で、熱いハートでetc.である。

「価値観を尊重したあなただったら何をしてみたいか。」
このことについてセッションした。
私は、一生懸命をピックアップして、イメージしてみた。
これから起こることではなく、過去に仲間たちと一緒にテニスの団体戦に出た場面や、
ペアと共に対戦相手に立ち向かっている場面、そして、試合に取り組むために激しくて、
厳しい練習で汗を流している場面がよみがえった。

そして、わたしは渾身の力を込めてサーブを放つ。
勝利の瞬間、ガッツポーズをとる。
そして、ともに闘ってきた仲間たちとの抱き合い涙を流す。
共に讃えながら・・・。
こんなシーンをビジネスや今の暮らしの中でもう一度実現していきたいと心から思った。

この時私のコーチは一緒にコートに立ち、ある時は対戦相手、ある時はペア、
ある時は応援してくれる仲間になって私のイメージを膨らませてくれた。
私の頬には、今日も相変わらず涙が流れていた。

クライアントの価値観が満たされ、心が震える場面を体験、経験させ、
そのエネルギーを感じ、高めるのが成功のポイントである。

夜は、大阪での基礎コースの時に一緒だった人と食事をした。
これまた、同士という感覚でとても楽しかった。
どうしても、コーチっぽいかかわり方になってしまうのが、自分でいやらしく感じた。

夜は、築地の妻の実家に泊めてもらった。
1時間くらいであるが、お母さんと話ができた。
お父さんも、自分自身も大切にしながら生きているお母さんに心が震えた。
普段の生活を大切にして、しっかりと味わい、過ごすことが大切だと思った。

今日も自分を承認してみる。
「朝の新幹線でのコミットメントをしっかりと実現したね。」と言ってみた。
「まだまだ、十分じゃないけど、気軽に発言している感じがよかったよ。」と返ってきた。

未来の自分からのメッセージを信じて、大きな愛をもって言いたいです。
今日もありがとうございました。

号外1:研修成果。

ブログの更新が遅くなっていて申し訳ありません。

あまりに多くの気付きを整理しているのと、どこまで書いてもいいのかが解らないので、
もうしばらくお待ちください。
今日の夜には3日+1日分をアップしますので・・・。

それにしても、恐ろしいほど大きな気付きとインパクトのある研修でした。
こんなことがあっていいのか・・・、もうとまらないって感じです。