アーカイブ: 2008年7月18日

第195号:器を広げる。

今日は比較的余裕のある一日だったのだが、
最近のエヌティ・クリエイトにとって最大の意思決定である
岡山大学内のインキュベーション施設に入るためのヒアリングがある日だった。

午前中は、いつもどおり、コンサルティングに行ったのだが、
驚くことに今まで課長だったISOの事務局の方が、社長の想いもあって、
ISOではもっとも大切な役割であるシステム責任者に抜擢されていた。

役員である事業本部長クラスがつくべきその座に指名されたというのを聴いて、
正直、大丈夫かと心配になったが、
社長が若手に経営を譲って行きたいという覚悟の表れだと思った。

社長の想いを一身に受けて、責任を持ってやりきって欲しい。
私は、そのために、全力でサポートして行きたい。

その後家に戻り、経営革新計画の準備をした。
顧客の会社の決算書と同じようにエヌティ・クリエイトの数字をまとめると、
いろいろなことが見えてきた。
小さい会社ではあるが、そこにある現象や問題点、
そして、原因が見えるのは共通している。

一通り出来たら、板間の上でダウンして、動けなくなった。
やりたいことや、やらなければならないことが山ほどあるのに・・・。

なんとか、14時前に立ち上がり、ラーメンを作って食べた。
少しだけスッキリしたようだった。

そして、師匠とO君と私で岡山大学へ。
なれないネクタイ姿で3人が集まって、ヒアリングの会場に向かった。
師匠も私の希望もあって、背広を着てきてくれた。
ありがたい。

ヒアリングのほうは、正直言って、いじめに近いくらいけちょんけちょんだった。
なぜならば、大学の中にコンサルタント会社が入って何をするのか・・・だって。
師匠が毅然とした態度で、技術動向や学生との関係を伝えた。
私のほうが、これからベンチャー企業として、生きるよろこびを開発したいと伝えた。
O君は懸命なまなざしで話を聴いていた。

結果はどうなるか不明であるが、とにかく良かった。
今回一緒に取り組む3名が同じテーブルの上で、同じようにヒアリングを受け、
そして、懸命に自分たちの将来を創り出していこうとしている。
これだけでもいいじゃないか。

きっと私たちは、私たちが理想としている世界を実現することが出来ると思った。
私はむしろ経営者として、実現したい想いを明確にして、やりきるという覚悟を持てばいい。
さあ、かかってこい! というがごとくである。

また、その施設内でインキュベーションのお手伝いをするという存在価値を見つけた。
是非、同じベンチャースピリッツを持つ仲間として、ボランティアとして支援して行きたい。

覚悟といっても、自分の器の小ささを日々感じる。
悠然とした姿勢で世のなかに起こる全てのことを自然に受け入れ、
じっくりと消化するがごとく味わう。
そして、エネルギーに変える。
こんな私になりたいと、つくづく思った。

最近少し、風の向きが変わってきているような感じがする。
こんなときこそ、しっかりと方向示し、足元を固めて進めて行きたい。

今日も承認してみる。
「今の100%で生きることが出来たね。」といってみた。
「相手のために、踏ん張っている感じがしたね。」と返って来た。

湧き上がってくる感情を静かに味わいながら言いたいです。
今日もありがとうございました。