最近、コーチングをしていて自分に対しての不満がある。
そのことは、自分がするコーチングの効果に対する疑問にもつながるし、
悪循環を引き起こすことがあるので、非常に注意が必要なコトである。
コーチはクライアントが自分で決定したことについて行動を起こさなかったときに、
「そのことに対してどう思う。」という質問を投げかけることがある。
要するに行動にならない理由を明確にするための質問だ。
更に続けて、「その時、どのような声が聞こえましたか。」という質問をすると、
変化を嫌う、もう一人のクライアントが言った言葉が口にされる。
いわゆるできない理由や言い訳に近い言葉である。
このように新しいことを始めることを阻止しようとする
もう一人の自分のことを「グレムリン」と読んだり、「サボタージュ」と呼んだりして、
コーチングの世界ではもっとも忌み嫌うものである。
このサボタージュはクライアントにだけ起こることではない。
どうやら、コーチにも起こる。
というか起こっている。
「コーチのサボタージュには、どのようなものがあるか。」
上記のようなものが考えられる。
このことは、クライアントの成長も成果も阻害するものばかりである。
ついつい、クライアントとの関係を大事にするばかりに、言うべきことをいえない。
クライアントの望む場所に、送り届けるのがコーチの使命であるはずなのに・・・。
特に、私が提供するものは、勇気、行動、感動であり、自分と向き合い、味わい、
それを乗り越えてもらうためのコーチングのはずだ。
「あきらめるな。」と伝えながら、「生きるよろこびの渦」を広げていくために・・・。
言い訳をすることなく、真実の言葉をどれだけ多く表現できるかにコミットメントしたい。
全てを受け入れ、まっすぐに信じること、
そして、「間違っている人はいない」というコーチングの理念を実践する。
もっとこのテーマについては、ゆっくりと考えたいと思いますが、
今日のところはこのあたりにしておきます。
瞳の奥の真実を見つめながら言いたいです。
今日もありがとうございました。